ネズミが家の中に侵入すると、食品を食い荒らしや、電気ケーブルをかじって火災を引き起こす可能性があります。このような被害を避けるためには、早い段階でネズミ駆除を行う必要があります。
そこで今回は、ネズミ駆除に用いられることが多い「毒エサ」の作り方と注意点を解説していきます。
ネズミ駆除に効果的な毒エサの作り方
ネズミ駆除に用いられる毒エサとは、殺鼠剤(さっそざい)を含んだエサのことで、固形タイプや粉末タイプがあります。
これらはホームセンターやネットショップで購入することが可能。
殺鼠剤は1週間ほどで効果を発揮するものや、一度食べただけで効果を発揮できるものがあるので、状況に適した殺鼠剤を使うようにしてください。
ネズミの毒エサを自分で作る場合、「粉末タイプ」の殺鼠剤を使います。
作る時は、手荒れ等を防ぐために、必ずゴム手袋をはめて作業するようにしてください。
毒エサは、ネズミのエサになりそうな食品に振りかける方法がおすすめです。
具体的な作り方は次の通りです。
1.パンや油あげなどをネズミが食べやすいサイズに切り、ビニール袋に入れる
2.殺鼠剤の粉末を20g前後ビニールの中に入れ、全体を馴染ませる
この時、毒を振りかける食品は、ネズミに食べられたことがあるものにするのがおすすめです。
ネズミの毒エサを作る際の注意点
毒エサで駆除する際は、注意点もいくつかあります。実際に毒エサを作る際は、注意点もあらかじめ押さえておきましょう。
・量が減らなくなるまで続ける
ネズミは食べ物を巣に持ち帰る習性があるので、毒エサが無くなっていても効果がすぐに現れるとは限りません。
そのため、毒エサでネズミ駆除を行う場合は、しばらく片付けずに様子を見るようにしましょう。
・死骸を早めに見つける
毒エサを摂取したネズミは、室内や敷地内で死んでいることが多いです。
ネズミの死骸を放置してしまうと、ダニや病原菌の発生にも繋がるので早めに処理することが重要です。
まとめ
ネズミの毒エサは市販されているものもありますが、自作することもできます。
自作する際は、ゴム手袋をはめ、ペットが誤って口にしないよう十分注意しましょう。
毒エサはネズミ駆除に効果的な方法ですが、ネズミは警戒心が強いため、なかなか食べてくれないことも。
この方法で駆除できない場合は、プロの業者に駆除を依頼するのが最も確実です。
ネズミ駆除で困っている方は、プロの業者への依頼を検討してみてください。