犬やネコなど動物を飼っているご家庭では、ハクビシンなどの動物が屋根裏などに棲み付いていても気が付けないと言うケースが少なくありません。今回は、ハクビシンが家屋に棲み付いていた?ペットがいると気が付かない理由についてお伝えします。
ペットの動物臭がカモフラージュになっている?
犬やネコなどを飼っているご家庭では、空気清浄機であったり芳香剤などをおいて、生活環境を動物臭などで臭くしないような努力をされるというケースは少なくありません。
しかし、動物を飼っていない方が、ペットのいるご家庭に遊びに行くと、多少の動物臭などを感じることはあります。飼い主にとっては、毎日その環境で過ごしている状況では、その臭いにも慣れてしまうのです。
その嗅覚の変化が、ハクビシンなどの野生動物が棲み付いた際にも、カモフラージュとなり、変化に気が付けないようにもなっています。そのため、ペットを飼っているご家庭では発見に遅れるケースは珍しくないのです。
早期発見に遅れた場合に齎される被害
ハクビシンの発見が遅れることで齎される被害は、人体に大きな悪影響を与えることがあります。まず、ハクビシンが媒介する感染症などのリスクです。
これは、噛み付かれたり引っ掻かれるだけでなく、ハクビシンに寄生したノミやダニからも感染し、ペットに取り付かれればペットにも感染する恐れもあります。また、糞尿は空気にチリとなり漂い、空気感染する恐れもあるため、発見が遅れれば遅れるほどリスクが高まると言えます。
このような被害が人体やペットに現れて始めて、棲み付かれていたことに気が付くといったケースも珍しくありません。体調の不調を感じましたら、まずは病院へ行き処置してもらうことが重要です。
そして、その原因がハクビシンであれば、早急にプロの駆除業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。また、家屋の清掃や消毒を行わなければ、リスクを完全に取り除くことも出来ませんので、駆除業者へ依頼して安全に暮らせる環境を取り戻しましょう。
まとめ
ハクビシンなどの野生動物が家屋に棲み付く被害は、全国的に広がっています。
早期駆除・捕獲が必要とされる問題なのですが、ペットを飼われているご家庭などでは、動物臭が普段からすることから、気が付くことに遅れてしまう事が多々あります。
何かしらの異変が起こった際には、野生動物の被害に合われている可能性もございますので、プロの駆除業者へ依頼して調査してもらう事をおすすめします。