夜行性の動物は、夕方ごろから活動が活発になるため、家屋に棲み付かれている場合には、夕方から夜に掛けてその存在を発見されるケースが多い状況でもあります。今回は、ハクビシンが屋根裏に棲み付いたのか?夜中に嫌な音がする!についてお伝えします。
屋根裏に棲み付くハクビシン
ハクビシンが家屋に棲み付く場合、巣床とする場所は限られてきます。
特に、屋根裏・壊れた壁の隙間・床下・物置などは、身を隠し子育てができることから、安全で快適な暮らしができ、ハクビシンが多く棲み付く傾向にあります。
また、ハクビシンは家屋に棲み付く理由には、食料が容易く手に入る可能性があるからです。人間の出すゴミを漁り、下水や野に住むネズミなどの小動物や昆虫を食料とするため、人家に棲み処を張ることは効率的な生活が出来るのです。
そして、ハクビシンの天敵となる猛禽類や大型野生動物などの動物は人間の暮らすテリトリーにはほぼいないため、天敵が人間だけとなり、人間にさえ捕まえられなければ、脅威となるものはいません。言い換えれば、人間が駆除しなければ、その生息域は広がっていくばかりなのです。
夜中に嫌な音がする!
家屋に棲み付かれた場合、夜行性のハクビシンが動き出すのは夕方ごろとなるため、仕事帰りや就寝中などに、気配を感じることがあるでしょう。
足音はコトコトと小さな足音であったり、走り回ればパタパタやバタバタといった物音が聞こえるのですが、都心部など車通りが多い場所などだと聞こえない可能性はあります。
また、ハクビシンの鳴き声がするケースもあり、キィーキィーやキューキューなどの声がすることがあります。このような変化が散見されることになりますので、気が付いた段階で、駆除対処していかなければなりません。
ただし、ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られている動物となるため、駆除作業するとしても、役所や自治体への申請手続きが必要となります。また、使用する駆除アイテムによっては狩猟免許が不可欠となり、一般の方が作業するにはハードルが高いため、プロの駆除専門業者へ依頼して対処してもらうことをおすすめします。
まとめ
ハクビシンは全国的に生息域を広げていることもあり、家屋に棲み付かれるトラブル件数も増加傾向にあります。そのため、棲み付かれた場合には、発見にも時間を掛けられません。これは、発見が遅れれば健康被害や家屋の老朽化などの問題につながりますので、早期駆除が求められます。ですので、夜行性のハクビシンの鳴き声であったり、足音などの異変を感じましたら、プロの駆除専門業者へ調査依頼しましょう。