ハクビシンが茨城や群馬に栃木などの関東エリアでも被害を拡大していることもあり、家屋に棲み付かれてしまうケースが少なくはないのです。今回は、ハクビシンが屋根裏に?足音や臭い気が付くのが大事についてお伝えします。
ハクビシンによる被害
ハクビシンは近年、全国各地で被害を拡大している害獣です。
その体長は、60~70センチとなり、体重も2.5~5キロ程度ですので、猫と同じぐらいの大きさとなります。
そして、しなやかな動きで狭い場所を通り抜けられるため、家屋の壁の破損した箇所や屋根裏の隙間から侵入します。また、繁殖期には、2~5頭もの子供を出産するため、個体数も増えやすいのです。ですので、家屋に侵入されてしまうと、簡単に個体数が増え、被害も拡大してしまうため、早期発見が重要なのです。
まず、ハクビシンは臆病な性格で夜行性でもあるため、家屋に棲み付いても足音がするのは夕方~夜中となります。寝ている時間などに天井らから物音がしたりすれば気が付く事も出来るのですが、寝室の上に巣作りされるとは限らないので、気が付くのが遅くなります。
また、獣臭や糞尿と言った臭いや形跡によって、気が付くことが出来るのですが、家屋が広いと臭いも分散し、風抜けの良い家屋やペットのいる家庭ですと臭いで判断するのも難しい状況です。糞に関しても、野良猫などの仕業と考えてしまうケースも少なくないので、なかなか気が付かず被害が拡大して発見されるケースは少なくありません。
どうやって気が付くべき?
家屋に棲み付いたハクビシンに気が付けるポイントとしては、足音や臭いであったという方は多いです。しかし、これも絶対ではありません。
ハクビシンが活発に行動する夜間に家を明けてしまう場合や、ペットのいるご家庭では、まず発見が遅れます。また、夜間生活音が大きいご家族の多い場合にも、足音などは聞こえない恐れがあります。
そのため、発見が遅れてしまう可能性が高い場合は、体調の変化などを基準に持っておきましょう。最近、鼻水がよく出るようになった、体に痒みがでるなどの変化によっても、害獣の発見につながります。ストレスなどではなく、体の異変の原因が害獣によってもたらされているケースもあります。不安な方は、害獣駆除業者へ調査依頼してみましょう。
まとめ
害獣による被害が昨今拡大しています。早期発見・早期駆除が必要なのですが、必ずしも簡単に見つかるという訳ではありません、さまざまな家屋での変化によって気が付くといった事が多いものですし、なかなか気が付けず人体的な被害を受けてやっと発見されるケースもあります。ですので、変調があった場合には、害獣による被害を疑ってみましょう。