ハクビシンのフンの特徴は?安全に処理・消毒する方法を解説

 
ハクビシンが家に棲みつくと、屋根裏やベランダなどにフンをすることもあります。
ハクビシンのフンは雑菌やウイルスも付着しているため、処理の際は注意が必要です。
今回は、そんなハクビシンのフンの特徴や処理、消毒方法を詳しくご紹介します。
 

ハクビシンのフンの特徴

 
ハクビシンのフンの特徴は次の通りです。
 
・大きさ…約5~15㎝
・形…丸みがあり、細長い
・色…黒や茶色
・ニオイ…ほぼ無し。だが、尿を同じ場所にされると悪臭がすることもある。
・その他の特徴…野菜や果物の種が含まれていることが多い。
 
ハクビシンは、決まった場所にフンや尿をする習性(溜め糞)があります。
 
そのため、放置するとフンが同じ場所に溜まり、うじ虫やノミ、ダニがわくことも。
 
実際、ハクビシンが屋根裏にフンをし、放置した結果、広範囲にノミやダニが広がったケースもあるため、フンをされた場合早めに対処することが重要です。
 

ハクビシンのフンを安全に処理・消毒する方法

 

 
ハクビシンのフンにはサルモネラ菌やエルシニア菌などが含まれており、対策せずに処理すると感染リスクが高まり非常に危険です。
 
フンを処理する際は、まずゴム手袋やマスクを着用しましょう。
こうすることで口、鼻から菌が侵入するのを防ぐことができます。
 
服装はフンが付着してしまう可能性に備えて、捨てても良い服装にしておくのがおすすめです。
 
また、処理の際の注意点は、掃除機を使わないこと。
掃除機での処理は掃除機内部に菌が付着し、掃除するたびに排気を通じて菌が拡散される可能性があるため注意しましょう。
 
フンの処理は、ホウキなどを使用するのが最も安全です。
処理した後は、エタノール等で消毒、殺菌を行いましょう。
 
確実に殺菌したい場合は、次亜塩素酸ナトリウムを使用するのがベスト。
 
ただし、次亜塩素酸ナトリウムには漂白作用もあるため、使用した部分が変色してしまう恐れがあります。変色しても問題ない部分のみに使用するようにしてくださいね。
 
こちらで消毒した後、フンがあった場所にラップをすれば、より殺菌効果が期待できるので、ぜひ試してみてください。
 

まとめ

 
ハクビシンのフンはさまざまな菌やウイルスが付着しています。
そのため、素手や掃除機での処理は危険度が高まるのでしないよう注意が必要です。
 
ご紹介した方法なら、適切な処理、消毒ができるので、ぜひ参考にしてみてください。
 
また、家の中や敷地内にハクビシンが棲みついた場合、放置するとあらゆる被害に繋がります。
 
お困りの方は、プロの業者に駆除を依頼するようにしてくださいね。