ハクビシンが近年、家屋などに棲み付くことがあるのですが、実際に姿を見ていないと、どのような害獣が棲み付いたのか、生態数はどの程度なのか把握することはできません。今回は、ハクビシンの巣の場所や生態数を把握するトレイルカメラとは?についてお伝えします。
トレイルカメラとは?
害獣が棲み付いた場合、すぐに駆除作業しようとすると、棲み付いた害獣の種類によっては、法を犯す行為となる恐れがあるので危険なのです。
ネズミや野良猫であれば、燻煙剤や忌避剤で傷付けてしまったとしても、法律的には罰せられることはありませんが、鳥獣保護管理法によって守られている動物を傷付けた場合には、罰を科せられてしまいます。
そのため、棲み付いた動物を把握しなければならないのです。
しかし、屋根裏などを覗くとなれば、噛み付かれたり引っ掻かれる危険もあるため、トレイルカメラなどで、棲み付いた動物を把握した方が良いでしょう。
トレイルカメラとは、野生動物の観察や監視を目的としたカメラで、動体検知センサーが内蔵されており、動物が通過すると自動的に写真や動画を撮影します。定期的にデータを回収し、パソコンやタブレットで映像を確認することで、生息している動物を特定することの出来るアイテムとなっています。Amazonや楽天市場で1万円程度で購入ができます。
特定できても駆除は大変!
棲み付いた害獣がハクビシンなどの害獣と特定が出来たら、駆除作業に移っていくのですが、野生動物を駆除するのには、知識や技術も必要となります。
また、忌避剤や燻煙剤で家屋から追い出せたとしても、帰巣本能も持っているため、いずれ舞い戻ってくることもあります。ですので、しっかりと捕獲・駆除した方が安全な暮らしを取り戻せる可能性が高まります。
しかし、一般の方がハクビシンなどの野生動物を捕獲するとなれば、狩猟免許を取得が必須となり、ハードルが高いため、プロの駆除業者へ依頼して対処するとよいです。
プロに依頼することで、調査から駆除作業を一貫して依頼することが出来ます。無駄な出費も減り、安全を確保した状態で、作業も行ってもらえますので、早期駆除も行えます。
まとめ
日本には、多くの野生動物が住んでおり、その動物の中には、人の住む家屋に侵入し、巣作りすることもあります。棲み付かれてしまうことで、健康被害や家屋の老朽化などにも繋がりますので、早期対処が必要となりますが、何が棲み付いたのか把握できない状況で駆除作業してしまっては、法律を破る可能性もあります。ですので、ご自身で作業する場合は、トレイルカメラなどを使用して害獣を特定してから作業に移りましょう。