家屋に棲み付くことで知られるようになったハクビシンですが、どうにかして追い出したいと考える方は多いことでしょう。長期棲み付かれれば、健康被害や家屋の老朽化にも繋がってしまいます。今回は、ハクビシンの弱点とは？駆除や忌避に必要な手段についてお伝えします。
 

ハクビシンの弱点とは？

 
近年、ハクビシンは都心部などの家屋にも棲み付く厄介な害獣として問題視されています。体内には人やペットに感染させる病原菌を持っていたりするため、棲み付かれた際には、はやく追い出すことが大切です。そのため、追い出すための弱点を把握しておきましょう。
 
ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られている動物であり、許可なしで捕獲・殺傷などによる駆除を禁じられていますので、ご自分で作業する場合は、追い出しや侵入防止対策に尽力するのが良いでしょう。
 
ハクビシンの弱点はいくつかあり、まずは臭いです。
ハクビシンは嗅覚に優れており強い臭いに弱く、唐辛子・ニンニクなどの刺激臭や、ハーブや木酢液などの強い臭いを苦手としています。忌避剤として販売されているアイテムは、これらの成分が含まれています。
 
また、オオカミやアライグマに犬などの天敵の臭いにも敏感に反応するため、オオカミの尿を使った忌避剤や犬の毛などを吊るしておくと忌避効果があります。
 
ハクビシンは、夜行性で臆病な性格でもあるため、強い光や音に反応します。爆竹などの爆裂音やオオカミの遠吠えなどの音を流すと近寄らなくなります。
 
ただし、ハクビシンは適応能力の高い動物でもあるため、臭いや音に光といった忌避方法にも慣れてしまえば、効果が無くなってしまいますので、ローテーションで使い分けるなどして、慣れさせない様にするのも大切ですし、あくまでも一時的な対策と考えたほうが良いでしょう。
 

忌避作業をしても棲み付かれてしまった場合は？

 

 
忌避作業を行っていたとしても、棲み付かれるリスクはあります。
そのため、ハクビシンが棲み付いてしまった場合には、ご自分で作業することもできますが、自治体や役所での手続きが必要であったり、捕獲する際に箱わななどを使用するとなれば、狩猟免許が必要など、時間も労力も必要となります。
 
ですので、駆除を目指すのであれば、プロの駆除業者へ依頼して対処した方が、安全かつ速やかな駆除が行えます。また、駆除後の清掃や消毒作業であったり、再侵入させないための侵入経路を塞ぐ作業まで依頼することが可能となりますので、ハクビシンの被害でお困りの方は、プロの駆除業者を頼ることをおすすめします。
 

まとめ

 
ハクビシンは近年、都心部にも生息する害獣として問題視されています。
家屋に棲み付けば、健康被害を齎したり、家屋の老朽化などの問題を引き起こす厄介な存在となります。棲み付かせないための対策を行うことも大切ですので、今回紹介した方法を試してみてください。
 
それでも、棲み付かれてしまった場合には、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。プロのスタッフが早期駆除いたします。