ハクビシンの生態は?性格や行動パターンも詳しく解説!

 
ハクビシンに棲みつかれると、足音等の騒音が気になったり、自宅の家庭菜園が被害を受けることも多々あります。
そんなハクビシンを追い払うためには、特徴を知っておくに越したことはありません。今回は、ハクビシンの生態や行動パターンついて解説していきます。
 

ハクビシンの生態の特徴

 
それではまず、ハクビシンの生態の特徴から詳しくみていきましょう!
 
・全長…約90㎝~140㎝
・顔の特徴…鼻に白い線が入っており、鼻の色がピンク
・生息地…沖縄県以外の日本各地。住宅地や都市部でも目撃されている。
・棲みつく場所…屋根裏、天井裏、納屋など。
・出産する子どもの数…一度に2~3匹出産。2歳になると出産できる。
・エサ…雑食。野菜や果物、木の実、生ゴミ、残飯、昆虫などあらゆる物を食べる。
・天敵…アライグマ、フクロウ、タカ。
・運動能力…垂直にジャンプするのが得意で、高い壁も乗り越えられる。
 

ハクビシンの性格や行動パターン

 

 
ハクビシンが特に活動的になるのは春や秋です。
これらの季節は家の敷地内や近所に野菜や果物があることも多いため、ハクビシンにとっても生活環境を維持しやすい季節なのです。
 
ハクビシンは臆病な性格で、基本的には自分よりも大きい人間を怖がることが多いです。
そのため、人間の方から襲ってくることがない限り、ハクビシンが襲ってくることはほぼありません。
 
ただし、ハクビシンを追い払おうとする時は別。
身の危険を感じたハクビシンは攻撃的になるため、むやみに追いかけたり、捕獲しようとするのは危険です。
 
また、鳥獣保護法により許可なくハクビシンの捕獲、駆除することは禁じられているため、これらの行為はしないように注意しましょう。
 
ハクビシンを追い払いたい場合は、ハクビシンが嫌いなニンニクをつぶし、横に穴を開けたペットボトルに入れてハクビシンの棲み処の近くに設置するのがおすすめ。
 
ハクビシンを追い払うことができたら、金網などで侵入口を塞ぐことで再度侵入するのを防ぐことができますよ。
 
自力で追い払うのが難しいと感じた場合は、プロの業者に駆除を依頼するのが最も安心です。
 

まとめ

 
ハクビシンはタヌキやアライグマと間違えられることが多い動物ですが、鼻に白い線が入っているか?色がピンクか?という点をチェックすることで見分けることができます。
 
ハクビシンは基本的に憶病な性格ですが、追い払おうと接触すると狂暴になることも。
雑食で年中活動するハクビシンに棲みつかれると深刻な被害をもたらすこともあるため、困った時はプロの業者に相談してみてくださいね。