ハクビシンの被害は怖い!箱わなでハクビシンは捕獲できる?

 
ハクビシンは都内でも被害を出している害獣です。家屋の屋根裏や軒下などに巣作りする厄介者でもあるため、駆除を検討する方も多いことでしょう。今回は、ハクビシンの被害は怖い!箱わなでハクビシンは捕獲できる?についてお伝えします。
 

ハクビシンの被害は怖い!

 
ハクビシンに棲み付かれてしまうと、何が怖いというとまずは感染症などの健康被害です。アレルギーやウイルスといった、今までの生活では起きていなかった症状が急にあらわれだして、病院通いなどが必要となるケースです。
 
完治するのにも時間が掛かるため、害獣駆除が早急に対処するべき事案とされる理由は、健康被害についてを考えての事なのです。
 
また、家屋へのダメージも深刻な問題で、排泄物の糞尿や動物の死骸などは、確実に老朽化させる要因になりますし、断熱材などを剥がされてしまっては、元の家屋の住み心地が失われていってしまいます。もちろん、被害が大きくなれば獣臭や睡眠不足などさまざまな影響を及ぼしていくことになるため、怖い存在なのです。
 

箱わなでハクビシンは捕獲できる?

 

 
屋根裏などに棲み付いたハクビシンを捕獲する際に、箱わなを設置して捕獲する方法がありますが、箱わなを使用する際には、狩猟免許を持ち、猟期に捕獲するか、捕獲許可をとるなどの規則があります。お住まいの自治体へ問い合わせて、確認が必要となる作業ですので、注意しましょう。
 
なぜ、これほど手の込んだ作業となるのかというと、ハクビシンなどは鳥獣保護法によって守られており、だれでも駆除や捕獲してよいという訳ではないのです。
生態系の影響などさまざまな要因が考えられる事例でもあるため、棲み付かれてしまった場合には、自治体へ相談するか狩猟免許を保有する、専門の駆除業者へ依頼して捕獲・駆除してもらうしかありません。
 
また、自身で申請し、免許を交付してもらった後に、捕獲した後の作業に関しても、命を奪わなければならないなど、かなり精神的苦痛を強いられる状況になりますので、罠をしかければ良いだけでしょ。といった意識で対応すると痛い目を見るかもしれません。
 
ですので、罠を仕掛け捕獲したあとの必要作業も考慮してから行動することをおすすめします。
 

まとめ

 
ハクビシンも人間が住んでいる家が安全だと思い、棲み付いています。しかし、人間にとっては、住処とされることで、健康被害など様々な面で悪影響を及ぼすことになるため、早急に対処しなければいけません。
そして、ネットなどで箱わななどの駆除アイテムは購入でき、設置自体はそう難しいものでもありません。しかし、捕獲後に、捕獲した個体の処分であったり、清掃に消毒といった作業をご自身で行うとなれば、相当な重労働や精神的負担を強いられますので、覚悟も必要です。不安のある方は、必ずプロの専門業者へ依頼しましょう。