ハクビシンは勝手に駆除してもいいの?駆除作業の注意ポイント!

 
ハクビシンが屋根裏などに棲み付き、騒音や獣臭に苦しんでいるという方が、いざ駆除しようとした場合に、勝手に駆除してはいけないという事実を知らずに駆除作業を行ってしまうケースがあります。今回は、ハクビシンは勝手に駆除してもいいの?駆除作業の注意ポイント!についてお伝えします。
 

ハクビシンは勝手に駆除してもいいの?

 
ハクビシンが自分の持ち家に棲み付いた場合、夜になると屋根裏を走り回ったり、鳴き声がうるさくて眠れないであったり、糞尿や獣臭が一定の場所でする様になり、生活するのが耐えられないというケースもあります。
 
そうなれば、早期駆除したいと考えるのが自然ではあります。忌避剤であったり燻煙剤もネットやホームセンターなどで購入できますし、作業方法もYouTubeの動画や駆除ブログなどを参考にすれば、なんとかなりそうと考える方もいる事でしょう。
 
しかし、中途半端な知識で作業にあたるのは、非常に危険ですし、自己判断で駆除作業は行えません。ハクビシンを駆除するにあたっては、ルールがありますので、まずはルールを破らない事が大切です。
 

駆除作業の注意ポイント!

 

 
ハクビシンは鳥獣保護管理法によって守られている動物ですので、勝手に駆除しては法律違反となり、罰を科せられる可能性がありますので、気を付けなければなりません。
 
個人で作業を行う場合は、自治体や役所にて申請手続きをしてから作業しなければなりません。また、箱わななどの罠を使用して捕獲する場合には、狩猟免許の取得が必須です。
捕まえたハクビシンの処分に関しても、自治体によって異なりますので、確認が必要となります。
 
そして、棲み処としていた環境の清掃や消毒作業を行わなければ、ノミやダニが繁殖して病原菌やウイルスの感染の恐れがありますし、糞尿を放置すれば、家屋にダメージを与え続けることにもなりますので、駆除後の作業も不可欠となります。
その後は、侵入経路をパンチメタルなどを使用して塞ぎ、再侵入を許さない様にしましょう。
 
これらの作業をご自分で行えてやっと、安全な暮らしを取り戻すことが出来ますが、作業量や労力を考えると難しいと感じる方がいて当然です。
そのような場合は、放置するのではなく、プロの駆除業者へ依頼して早期対処していくことをおすすめします。
 

まとめ

 
ハクビシンが近年、生息域を広げていることもあり、被害を受けるとどのように対処するべきか考えるよりも先に、行動に移してしまう方もいます。知識がないことで、法を犯す行為をしてしまう恐れもありますので、まずはどう対処するべきか理解してから作業に移ることが大切です。法を犯すことなく、作業することが大事ですし、自分では難しいとしても放置するのは、デメリットしか残りません。
 
ですので、自身で作業ができないと判断しましたら、プロの駆除業者を頼り、早期駆除を目指しましょう。