ハクビシンを寄せ付けないためには同じ忌避剤を使い続けない!

 
ハクビシンが全国的に被害を広げている状況で、家屋に棲み付かせないためには、忌避作業や家屋への侵入経路を塞ぐ必要性があります。今回は、ハクビシンを寄せ付けないためには同じ忌避剤を使い続けない!についてお伝えします。
 

忌避剤の効果

 
忌避剤は、害獣や害虫を寄り付かせないための商品です。
ホームセンターや薬局などで簡単に購入できますし、自分でニンニクや唐辛子に木酢液を混ぜて作り出せることもできるため、忌避作業を行うとしても面倒となるような物でもありません。
 
ただし、忌避剤の弱点は、忌避剤の効果は一時的なものであり、数日に一回は散布し直したりしなければなりません。また、雨などによって効果が洗い流されてしまうので、雨の翌日は散布し直しましょう。
 
自宅の敷地や侵入経路となりそうな場所、畑周辺など、ハクビシンの通り道となりそうな場所には、多めに散布することが大切です。また、屋根裏などに侵入されることが多いことから、侵入経路を考えて散布するとよいでしょう。
 

同じ忌避剤は使い続けないことが大事!

 

 
忌避剤の効果は、ハクビシンに効きますが、ハクビシンは適応能力が高いため、同じ臭いの忌避剤を散布し続けてしまうとハクビシンが臭いに慣れ、被害にあわれる可能性が高まります。
 
ですので、忌避剤は、数回に一度は違う臭いの物に変える事をおすすめします。
例えば、市販の忌避剤を数回使用したら、次にハクビシンよりも強い動物(オオカミや犬)の尿などを散布すると良いでしょう。オオカミの尿はネットで販売されていますので、購入することが可能です。
 
そして、忌避剤のローテーションを組んでいくことで、ハクビシンの侵入を妨げられる効果が高まることでしょう。
 
ただし、あくまで忌避効果があるということであって、絶対に棲み付かれたり被害が無くなるというものではない事を忘れてはいけません。被害に遭われた場合には、早期駆除が必要ですので、気を付けましょう。
 

まとめ

 
忌避剤の効果は一時的なものであり、数日ごとに忌避作業を行わなければなりません。
ですが、忌避剤の種類を変えるなど対策を講じていくことで、ハクビシンからの被害を抑え込むことも可能です。
ただし、絶対的な効果ではありませんので、侵入経路を塞ぐなど、棲み付かせないような対策を講じていくことをおすすめします。
 
仮に、棲み付かれてしまった場合には、プロの駆除専門業者へ依頼して対処して行くことをおすすめします。