ハクビシンを自分で駆除する際に利用できる駆除アイテムとは

 
日本全域に生息するハクビシンは、家屋にも棲み付く厄介な害獣です。そんなハクビシンが棲み付けば、健康被害などの問題を引き起こすため一日でも早く追い出したいものです。今回は、ハクビシンを自分で駆除する際に利用できる駆除アイテムとは?についてお伝えします。
 

ハクビシンを駆除するためのアイテム

 
ハクビシンは全国的に生息する動物ですが、近年では、屋根裏や壁の隙間など家屋にも棲み付く害獣として問題となっています。
そして、なぜ、ハクビシンの様な動物が害獣と呼ばれるのか、その理由は、家屋に棲み付くだけでは、問題にはならないと考える方もいますが、その野生動物が保有する病原菌やアレルギーといった感染症を引き起こす元凶となることが問題なのです。
 
従って、棲み付かれた場合には、早急に駆除しなければなりません。
そこで、一般の方が簡単にインターネットで購入できるのが、燻煙剤や忌避スプレーといったアイテムになります。これらの商品も、利用方法が容易いため、追い出すためには使用しやすいでしょう。
 
ただし、これらの駆除アイテムが必ずしもハクビシンに効果的であるとは言えません。
家屋の奥まった箇所まで、薬剤が届かないであったり、一度逃げ出して、ほとぼりが冷めたら戻るなど、駆除アイテムが絶対という事でもないのです。
 

駆除アイテムを使用するとしても申請は必要?

 

 
燻煙剤や忌避剤を利用して追い出すことが出来れば良いのですが、少し設置場所が悪いと、逃げ出せないハクビシンが怪我してしまったり、死んでしまう可能性が少なからずあります。
 
もし、この時に、自治体や行政へ申請を怠っていると、鳥獣保護管理法を違反することとなり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられる可能性があるのです。
せめて、捕獲許可などの申請を行っておくことで、死んでしまったり怪我したとしても、捕獲の許可があるため、イレギュラーなことが起こったとしても、罰せられることはありませんので、自分で作業を行う際には、しっかりと申請などの情報を自治体に確認しておきましょう。
 
また、駆除アイテムを利用しても逃げ出してくれずに棲み続けられてしまっては、自身に降りかかる被害を無くすことはできません。そういった場合は、すぐにプロの駆除業者へ依頼して、排除してもらうことが重要です。
 

まとめ

 
ハクビシンを自分で駆除しようとなると、駆除アイテムを買い揃えて作業に移るという方が多いと思います。その効果により、追い出しに成功することもあれば、まったく効果がなく、追い出せないという事も起こります。成功した際には、侵入経路を断ち、再度侵入されない様にするのが重要です。また、駆除出来なかった場合には、放置せずに早急にプロの業者へ相談し、一日でも早く駆除するようにしましょう。