ハクビシンを追い出すための忌避剤に含まれている成分について

 
家屋に棲み付いたハクビシンを追い出そうとする場合に、自分で作業するにあたり忌避剤を利用する方は多いことでしょう。しかし、その成分は、必ずしも人に影響を及ぼさないものばかりでもありません。今回は、ハクビシンを追い出すための忌避剤に含まれている成分についてお伝えします。
 

忌避剤の成分について

 
ハクビシンを家屋から追い出そうとした際に、ホームセンターやネットショップなどで販売されている忌避剤を購入し対処しようとする方は少なくはありません。
しかし、その使用する薬剤には必ずしも人の体に影響を与えない物ばかりでもありませんので利用する際には注意しなければなりません。
 
特に小さなお子さんや高齢者のいるご家庭では、より注意深く成分について知っておく必要性があります。
 
人体に影響を与えない成分として利用されるのが、木酢液、ハバネロ、唐辛子粉末、にんにく、ハッカ、ハーブなどの天然成分となります。
 
一方で、ゲルタイプや缶スプレータイプの商品に含まれている、化学薬品などは人体に影響を及ぼす事もありますので注意しなければなりません。エタノールや界面活性剤、デンプンゲル化剤にエトフェンプロックスなどは、誤って口や目に入ってしまうと、体調を崩す恐れのある成分ですので、設置する際には十分に注意しなければなりません。
 
誤って、小さなお子さんやペットなどが誤飲してしまうと、命の危険に晒される恐れもあるので、設置場所や保管場所には気を付けましょう。
 

ハクビシンを完全駆除するためには?

 

 
ハクビシンを忌避剤で追い出すことができれば良いのですが、実際にはそう簡単な話でもありません。家屋の構造やハクビシンが忌避剤などの臭いに慣れてしまうと、その効果は半減し、駆除出来ないケースも考えられるのです。
 
そのため、一刻も早く駆除したい・完全駆除を目指している方は、プロの駆除専門業者へ相談し、対処してもらう事をおすすめします。
 
また、業者へ依頼するメリットは、巣作りされた荒れた環境の清掃や消毒と言った復旧作業や侵入経路を閉ざし再侵入を許さないための施工を依頼できるので、安心して安全な暮らしを取り戻すことが出来ます。ご自分で無理して作業を行うのではなく、プロへ依頼することをおすすめします。
 

まとめ

 
近年ハクビシンによる被害が全国的に広がっていることもあり、家屋に棲み付かれて悩まれている方も少なくはありません。そのことに気が付き、忌避剤などを利用して追い出そうと努力する事もあるでしょう。しかし、必ずしも忌避剤などが安全な商品であるとは限りませんし、人体に影響を与える様な成分が混入されている事もありますので、取り扱いには注意しましょう。
 
そして、完全駆除を目指すのであればプロの駆除専門業者へ調査依頼や作業依頼をすることをおすすめします。