ハクビシンは、日本に生息するイタチ科の動物で、農作物への被害や住宅侵入などが問題となっています。ご自分で駆除・捕獲するには、いくつかの気を付けなければならないポイントもあります。今回は、ハクビシンを駆除・捕獲する！時間帯も考えて作業しよう！についてお伝えします。
 

ハクビシンの習性と時間帯

 
ハクビシンは夜行性の動物です。昼間は巣穴などで休息し、夜になると活動を開始します。そのため、駆除や捕獲を行う際は、彼らの活動が少なくなる日中の時間帯が最適です。昼の間に、彼らの通り道や巣を確認し、トラップを仕掛けることで効率的に捕獲することができます。
 
ハクビシンを駆除する際は、まず彼らの侵入口や通り道を特定する必要があります。これには、彼らの足跡や糞、傷跡などの痕跡を調べることが有効です。
侵入口を見つけたら、そこを封鎖することが大切です。巣穴や隙間を塞ぐことで、家屋への再侵入を防ぐことができます。そして、駆除作業に入る前に市町村などの許可が必要な場合があるため、事前に確認し、申請しておくことが重要です。
 
また、捕獲には箱わななどのトラップを使用します。トラップの設置場所は、彼らの通り道や巣穴の近くが最も効果的です。トラップには、ハクビシンが好む餌（例えば果物や魚の残り物など）を入れておくと、捕獲の成功率が高まります。
 
ただし、箱わななどのトラップを使用して捕獲するとなると、狩猟免許の取得が必要となるケースが大半ですので、自宅の敷地内で使用するにあたっても、確認が必要ですし、資格取得が必要ですので気を付けましょう。
 

駆除作業と捕獲後の対応

 

 
捕獲したハクビシンは、放置することなく適切な処理を行う必要があります。野生動物の処理には法律が関与する場合が多いため、地元の自治体や市役所での確認が必須です。
そして、適切な措置を取ることが推奨されます。

 
また、再発を防ぐためには、捕獲後も彼らが侵入できないような環境整備が欠かせません。侵入口を完全に封鎖し、餌になるようなものを家の周囲に置かないことが重要です。
 
このような作業をご自分で全て完遂できるのであれば良いのですが、多くの方は仕事などの予定が沢山あり、駆除する暇さえないというのが実情だと思います。
ですので、ハクビシンの駆除作業はプロの駆除専門業者へ相談し、対処して行くことをおすすめします。
 

まとめ

 
ハクビシンが家屋などに棲み付く被害が近年増えています。棲み付かれることで、健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こす存在でもありますので、早期対処が不可欠となります。駆除や捕獲は、専門知識と慎重な準備が必要ですので、専門の駆除業者に依頼する方が確実かつ安全に事が進みます。
 
ハクビシンの駆除でお困りの方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。