ハクビシンが家屋に棲み付いていしまった場合、早期駆除が必要となります。ご自分で燻煙剤などを使用して、排除することが出来たとしても、その後には精神的負担の掛かる作業が残っています。今回は、ハクビシン駆除が一般の人には大変な理由は糞清掃、死骸回収についてお伝えします。
 

ハクビシン駆除が大変な理由

 
ハクビシンは近年、関東圏エリアの茨城や栃木に群馬などでも生息域を広げ、家屋に棲み付く厄介な害獣として、問題視されている状況です。
 
ハクビシンが棲み付けば、ハクビシンが媒介する病原菌やウイルスが感染する恐れもあり、健康被害を受ける可能性もあるため、非常に危険な存在です。また、棲み付かれる期間が長引けば長引くほど、家屋の老朽化にも繋がっていくため、早期駆除が不可欠です。
 
しかし、ハクビシンをご自分で駆除するとなれば、鳥獣保護管理法によって守られている動物を駆除することになりますので、自治体や役所での手続きが必要となりますし、箱わななどで捕獲するとなれば、狩猟免許取得が必須となります。
 
そうなると、時間も労力も必要となるので、一般の方にはハードルが高く感じられてしまい、放置してしまう可能性もありますので、被害が拡大する恐れがあります。
 

糞清掃、死骸回収は大変！

 

 
ご自分でハクビシンを燻煙剤などを使用して追い出すことができれば良いのですが、箱わなで捕獲したり、侵入経路を閉ざし閉じ込めてしまうとなれば、ハクビシンは住処で死骸となるため、後日死骸を回収したり、住処周辺の清掃作業が必要となります。
 
このような状況は凄惨な状況となっていることが多く、糞尿の臭い・野生動物の臭いが充満していますし、死骸処理というのは思いのほか心が痛むため、一般の方には精神的負担が大きな作業となってしまいます。
 
駆除方法などは、ネットにも載っていますし、駆除商品もAmazonなどのネットショップやホームセンターに薬局で揃えることが可能となるため、作業自体が簡単そうに感じるかもしれません。しかし、糞清掃や死骸回収までを考えている方は少ないので、その状況に向き合ってから苦しい思いをするというケースがあります。
 
ですので、最後までご自身で行えるか判断してから、作業に進むことが大切です。
ご自身では作業は難しいと感じた場合は、プロの駆除業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
ハクビシンによる被害が近年拡大しており、家屋への棲み付き被害も多いため、駆除しなければと考える方は多いことでしょう。しかし、駆除経験のない方にとっては、ハクビシンに棲み付かれた場所の環境が荒れていたり、死骸を目にする可能性があるため、精神的負担を感じることでしょう。無理にご自身で作業すれば、精神的負担を抱えることにもなりますので、しっかりと考えてから作業にあたりましょう。もし、ご自身で最後まで作業を行えないと感じた場合には、無理せずプロの駆除業者へ依頼して対処していきましょう。