都心部でも生息が確認されているハクビシンですが、ハクビシンに棲み付かれてしまうと非常に危険な病気に感染する恐れもあるのです。今回は、ハクビシン駆除が大切な理由!ハクビシンの持つ病原菌とは?についてお伝えします。
ハクビシンが保有している病原菌
ハクビシンが保有している病原菌は幾つかあり、感染経路は、噛まれたり、引っ掻かれたりするだけでなく、病気にかかったハクビシンに取り付いたノミやダニが感染経路になるケースもあるとされています。そして、ハクビシンが保有する病原菌は下記の様な物があります。
サルモネラ菌
サルモネラ菌は、十分に調理されていない肉、卵、乳製品などの食品から感染することでも、夏場のニュースなどで取り上げられることのある感染症です。感染が起こると、腹痛、下痢、嘔吐などの症状が現れることがあります。感染症の症状は軽度から重度までさまざまであり、免疫力の弱い人や高齢者などは重篤な状態に陥ることがあります。
レプトスピラ菌
水が感染源となることがあり、野生動物や家畜もレプトスピラ菌を保持し、感染源となる可能性があります。保菌動物の尿または汚染された水が感染経路となるため、触れないようにしましょう。感染が進行すると、発熱、筋肉痛、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が現れることがあり、重篤な状態に陥ることもあります。
ハクビシン駆除が大切な理由!
ハクビシンの病原菌は人にも感染する可能性があるため、放置すること自体が問題となります。そのため、早急な対処が必要となりますが、ハクビシンは鳥獣保護管理法によって保護されている動物のため、駆除するにも自治体などに申請をして、捕獲の資格を得たりしなければならないのです。
従って、棲み付かれて気が付き、すぐになんとかできる問題ではないと言うことになります。その際に、幼いお子さんやお年寄りが住まわれていたり、ペットを飼っていると、病原菌などに感染する可能性もあり、そうゆったりと構えてもいれません。
ですので、プロの駆除業者へ依頼して、問題を解決してもらうことをおすすめします。
また、駆除業者であれば、駆除・捕獲だけでなく、清掃に消毒や、再度侵入されないための進級経路を塞ぐ作業まで依頼できるので、危険性を完全に排除することもできます。
まとめ
ハクビシンは、日本全国的に生息する動物で、都心部の家屋や工場などに棲み付き、問題となっています。また、ハクビシンは病原菌を持っている個体もいるため、人間の人体に影響を及ぼす恐れがあります。従って、ハクビシンに棲み付かれてしまった場合には、プロの専門業者へ依頼して駆除を行いましょう。