近年、都市部でも問題視されることのあるハクビシンによる被害は、駆除業者への相談件数も増えていることもあり、個体数を減らしていかなければいけない状況となっています。今回は、ハクビシン駆除でも報奨金が?狩猟者として生計は立てれる?についてお伝えします。
ハクビシン駆除でも報奨金が?
ハクビシンは、全国に生息するとされる野生動物です。
近年では、ハクビシンが畑の農作物を食い荒らしたり、家屋に棲み付き、健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こすことから、害獣に指定されています。
また、個体数も増えていることから、市区町村によっては報奨金を設定し、個体数を減らすための駆除作業に力を入れる様になっています。
報奨金が設定されているのは、栃木県の栃木市や鹿沼市、福島県の矢吹町などでは、1頭につき1,000円~3,000円程度の金額が支払われるため、個体数が多いことからも報奨金を得て、生活することも出来るかもしれません。
狩猟者として生計は立てれる?
野生動物の中には報奨金が設定されているため、害獣を駆除する度に、報奨金が得られるのですが、1匹あたりの単価はそんなに大きくはありません。
また、駆除ができなければ、生活費を稼ぐ事すらもままならないため、一般の方が報奨金を貰おうとするのも簡単ではないのです。
狩猟者として生計を立てている方であっても、狩猟によって稼ぐ金額は年収で250万円程度と、そう多くの利益を上げられている訳ではないので、狩猟免許の取得をしてまで、駆除作業を行うのは、どうなのだろうと考える方は多くはなるかと思います。
ですので、プロの駆除業者へ依頼した方が、効率的にも良いでしょう。
業者へ依頼すれば、駆除作業だけでなく、棲み付かれた場所の清掃や消毒に作業を任せる事が出来ますので、安心して安全な暮らしを取り戻すことが可能となります。
まとめ
ハクビシンなどの害獣問題は、現在日本国内において非常に多くの問題を引き起こす存在となっています。そのため、駆除作業を行う必要性があるのですが、その作業自体は簡単ではありません。
ビジネスとして、害獣駆除業者のニーズは高まっていますので、その道のプロを目指すビジネスモデルは良いでしょうが、個人で作業を行うには技術や知識も不可欠な業種です。また、報奨金も特定の地域でなければ貰えませんので、駆除作業自体が大変です。報奨金目当てでの狩猟を目指すよりは、プロの駆除業者へ依頼した方が良いでしょう。