家屋などに棲み付くなどの被害を拡大している状況で、ハクビシンは害獣と見なされています。そのため、早期駆除にあたりたいと考える方も多いでしょうが、業者に依頼する妥当性や費用についての心配もあると思います。今回は、ハクビシン駆除のコストと業者へ依頼することへの妥当性についてお伝えします。
 

ハクビシン駆除のコスト

 
ハクビシンを駆除するとなれば、ご自分でまずは対処して住処から追い出そうと考える方は多いのではないでしょうか。インターネットで検索すると、駆除方法は非常に多くヒットしますが、大抵の場合が燻煙剤や忌避剤を使って追い出す手段となると思います。
 
コスト面としては、数百円～数千円程度の商品ばかりですので、非常に安価に済ませられる可能性があります。ただし、燻煙剤や忌避剤で絶対に駆除できるというものではありませんので、追い出せたらラッキーと考えるべきかもしれません。
 
ハクビシンが子育て中や繁殖期であると、巣床から逃げ出さない事もありますし、凶暴になり、人に襲い掛かる恐れもあるため、気を付けて作業にあたらなければなりません。
 
一度の作業で成功すれば費用対効果は高いのですが、失敗した場合のリスクを考えると、デメリットの方が大きく上回るような状況にもなりますので、駆除業者へ依頼した方が良いかもしれません。
 

業者へ依頼する事への妥当性

 

 
駆除専門業者へ依頼するとなれば、数千円から数万円程度の出費は覚悟しておく必要性があります。巣作りされた家屋の広さに駆除作業内容、棲み付かれたハクビシンなどの個体数、駆除後の清掃や消毒作業など、依頼する内容や作業環境が悪いと請求額があがる可能性が高いです。
 
ですので、依頼するにあたっても慎重になる方も多いと思います。
そこで、業者へ依頼する妥当性についてご紹介すると、ハクビシンなどの害獣駆除に対する知識や技術を持っているため、燻煙剤など同じような道具を使ったとしても、その効果を最大限に活用し、害獣を完全駆除することが可能となります。
 
また、ハクビシンの住処を清掃し、消毒することで、害虫の繁殖などを食い止め、家屋に住む方の健康被害や家屋の老朽化を食い止めてくれるといった状況を生み出してくれます。
そして、害獣による再侵入を許さないための侵入経路を塞ぐための作業まで依頼することが出来ますので、費用は高くなるでしょう。
 
しかし、自身で作業をする労力や成功するか分からない状況を考えると、プロに依頼した方が安全かつ・正確に作業を行ってもらえるため、明確なメリットはあるでしょう。
ただし、依頼するにしても業者の見極めが大事になりますので、相見積もりや作業説明などを受け、十分納得できる業者を選んで依頼することをおすすめします。
 

まとめ

 
近年、ハクビシンの被害は全国に広がっており、駆除作業を行うとなれば、業者に依頼するにしろ自身で行う場合であっても、費用的な負担がどれぐらいなのか心配になるという方は多いことでしょうが、放置してはいけません。住まいの環境が劣悪になっていくだけですので、発見した場合には、早急に駆除作業を行う必要性があります。
 
業者に依頼することで、自身に怪我のリスクや精神的負担を受ける事はないでしょうが、費用面での心配は残ると思いますので、まずは、業者へ相談し調査してもらい、見積りを出してもらいましょう。金額と作業内容を聞いたうえで契約を結んで行くことが大切となりますし、相見積もりをとって妥当だと感じるコストの範囲で依頼することも大切です。