夏場になると蜂の巣を作られるケースは増えるのですが、マンションのベランダなどに巣作りされることもあります。自身の部屋であれば駆除の方法があるのですが、別の部屋の場合はどうすれば良いのでしょう。今回は、マンションの別階のベランダなどにある蜂の巣駆除はどうするについてお伝えします。
自分への被害を考えよう!
マンションには多くの部屋があり、全部の部屋が賃貸されていれば、蜂の巣などが作られても、その部屋ごとで住んでいる方が気が付き対処することは可能です。また、共有スペースなどに巣作りされたとしても気が付くのも早く、駆除依頼を管理会社などに依頼して対応してもらえることでしょう。
しかし、マンションに空き部屋が多い場合には、必ずしも蜂の巣が作られていても気が付けるとは限りません。築年数の古い建物であったり、駅から離れているなどメリットが低い物件には、空室が目立つことがあります。その住居者のいない部屋のベランダに蜂が巣作りしてしまった場合には、気が付くのが確実に遅くなります。
洗濯物を干していて蜂を見かけた事があったとしても、同じマンション内に蜂の巣があるとは思わないでしょうし、刺されたとしても他の部屋にある蜂の巣で引きおこっているとは誰も考えることはないと思います。
仮に、蜂の巣を見つけることができたとしても、自分で早急に対処することはできません。
別の部屋や階に蜂の巣があった場合の対処法
マンションの自分が住んでいる部屋とは違う階や、隣のベランダなどに蜂の巣が見つかった場合には、まず、遠くから殺虫剤などを掛けて刺激するような事は危険ですので止めましょう。
そうすることで、興奮した蜂が襲い掛かってくる可能性があります。自分は部屋に逃げることができても、他の階に住んでいる人たちは、そういったことが行われていることを知らないため、部屋に入ってきて刺される恐れがあります。
また、蜂の巣が大きく成長している可能性も高いので、巣の駆除がされるまでは、窓の開閉であったり、洗濯物を干すのもベランダは避けた方が良いでしょう。柔軟剤の香りなどに惹かれて取り付いている可能性もあるので、間違って取り込んだ際に、刺されてしまう恐れがあります。
そのため、蜂の巣を見つけた場合には、すぐに大家さんやマンションの管理組合に電話するなどして対処してもらうことが重要です。
まとめ
マンションの空き室などは、内見などがない限り人の出入りがないため、ベランダなどに蜂が巣を作ってしまっても発見が遅くなります。そうなると、周囲に住んでいる方は非常に危険な状況です。自身の住んでいる部屋以外で蜂の巣を見つけた場合には、早急に大家さんや管理組合に連絡して対処してもらいましょう。