蜂は危険という認識には間違いはありませんが、どのような蜂を見つけたら、その場から立ち去るべきなのかなど知らないという方は多いと思います。今回は、ミツバチ・クマバチ・スズメバチなど蜂の種類で異なる危険性についてお伝えします。
蜂の巣を目視できたら離れましょう
日本に生息する蜂の種類は、4000種近くいるとされています。
一般的に知られているミツバチやアシナガバチにスズメバチなどのメジャーな蜂から、クマバチやドロバチにアナバチなど、見たことはあるけど名前の知らない蜂が存在します。
危険性の低い蜂の代表とされるのが、ミツバチやマルハナバチにクマバチ。
毒針を持たないハバチにキバチは、針のようなものがありますが、それは産卵管であり、卵を産むために付いているため、刺されることはありません。
一方で、スズメバチやアシナガバチなどは、攻撃性も強く、人を刺すことでも有名な蜂の種類になります。
このように、蜂にも種類がおり、性格も生態も異なります。針を持つ蜂の種類に関して一つだけ注意しなければならないのが、温厚な性格であっても、巣などに被害を齎すような状況となれば、襲い掛かってきますので、刺される可能性があるという事を理解しておきましょう。
ですので、蜂の種類で刺さないのは、毒針が備わっていない蜂だけと考えておくべきです。
毒針のある蜂に関しては、巣の近くで刺激されるなどの状況となれば、危険性を感じて攻撃対象として襲ってくる恐れがあります。そのため、蜂の巣が目視できたら、近づかず静かに立ち去ることが重要です。
蜂や蜂の巣から逃げるためには?
どの蜂も巣の近くや自身を攻撃する素振りがなければ、むやみやたらに襲ってはきません。
巣の近くで大声を出したり、巣に石などを当てて面白半分に刺激したり、知らずとも蜂の巣に近づいてしまうといったことが無ければ、蜂からわざわざ攻撃してくることは少ないとされています。
また、黒色を攻撃対象と見る性質があるため、髪の毛の色に反応したり洋服の黒に反応することもあります。ただし、そういった場合に、手で振り払ったり、体を左右にひねるような動作に反応しますので、慌てずゆっくり後退していきましょう。それだけでも、襲われる可能性がグッと低くなるのです。
そして、家屋などに棲み付いたとなれば、早急に駆除しなければなりませんので、プロの駆除業者へ依頼して、蜂の巣を完全駆除してもらいましょう。
まとめ
日本に4000以上の種類の蜂が生息していることを知らなかったという方は、案外多いと思います。一般的に有名な、ミツバチやスズメバチにアシナガバチといったメジャーな蜂しか生息していないのでは?と考え、蜂は全種類で毒針を持っていて、刺される可能性があると思っていることでしょう。
しかし、種類によってもスズメバチは攻撃性が高いやクマバチは比較的穏やかな性格で刺される可能性が低いなど、性格も異なります。
ただし、毒針を持つ蜂は、危険性を感じればいつでも襲ってきますので、攻撃性の低い蜂の巣であっても、気を付けて巣の駆除にあたりましょう。
巣の駆除に不安を感じている方は、プロの駆除業者へ依頼することをおすすめします。