メディアに取り上げられることが増えたアライグマは害獣

 
屋根に突き刺さるアライグマのニュースを目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。日本での出来事でありビックリしたという反応も多かったのですが、近年、アライグマがメディアに取り上げられる事が増えているのです。今回は、メディアに取り上げられることが増えたアライグマは害獣についてお伝えします。
 

アライグマがメディアに取り上げられる機会が増えた訳

 
アライグマが近年、テレビのニュースなどで取り上げられる事が増え、その内容も面白く可愛らしいものから、農作物や家屋へ被害を与える害獣としてさまざまな取り上げられ方があります。
 
しかし、アライグマは外来種であり、日本に古来から生息していた動物ではないのです。
 
アライグマは1970年代に日本に輸入され、ペットとして飼育されたりしていたのですが、その気性の荒さによって飼い主が捨ててしまったりして、野生化した個体が多く、繁殖力が高いこともあり、日本国内で個体数を増やし生息域を広げたのです。
 
そのため、自然に遭遇する機会が増えた動物でもあり、メディアに取り上げられる事が多くなったと言えるのです。
 

アライグマを駆除しなければならない訳

 

 
アライグマは、可愛らしい姿などを映され、微笑ましい人気の高い動物であるという印象が強いのですが、近年の害獣としての取り上げられ方のほうが深刻なのです。
 
アライグマは、約4億円もの農作物被害を出す害獣であり、家屋に棲み付いては、健康被害や家屋の老朽化に繋がる問題を引き起こす害獣として、駆除が必要な動物なのです。
また、生態系を壊す存在でもあるため、早期駆除していかなければなりません。
 
ですが、メディアでの可愛らしい印象を持っていると、ご自身では可哀相で駆除ができないという方が多いのです。出来ても燻煙剤で家屋から追い出すだけという方も少なくはありません。
 
しかし、これでは根本的な解決には至らないのです。
もちろん、ご自身でできる最大限の作業は行った方が良いのですが、再度侵入される恐れもありますので、プロの駆除専門業者へ依頼して対処していくことをおすすめします。
 

まとめ

 
アライグマへの注目が近年は、人気者としての動物という姿だけでなく、害獣としての姿として取り上げられることも増えています。
アライグマは、人の生活に害を与える存在でもあり、現在日本全国に生息域を広げる害獣となっていますので、被害を受けた場合には、可哀相だからなどの感情を抱くかもしれませんが、プロの駆除専門業者へ依頼して駆除してくことが、被害を減少させる要因になっていくということを知ってください。