近年、ハクビシンやアライグマといった外来種の動物の被害に頭を悩ませる方は少なくありません。全国的に被害をもたらす存在でもありますので、駆除していかなければならないのです。今回は、侵略的な外来種!ハクビシンやアライグマの被害を食い止めよう!についてお伝えします。
侵略的な外来種について
日本には数多くの生物が生息しており、人間を含め共存して環境を良くしていこうといった働きがあります。しかし、生物の中には侵略的外来種もおり、日本の生態系を脅かす存在として問題視されてもいる状況です。
例えば、アライグマやマングース、ハクビシンにイタチ、アカミミガメやウシガエルなどが外来種として環境省より発表されており、これらの動物による被害が問題視されています。
なぜ、外来種が問題視されるのかと言うと、元よりその地域にいた生物や環境へ影響を与える場合があり、在来種が減少したり、農作物への被害などが確認されると、生態系が壊れる恐れがありますし、生産力が低下する恐れも考えられるので、非常に大きな問題へと発展してしまいます。
侵略的な外来種が起因となっているケースでは、沖縄の奄美大島に放流されたマングースです。最初はハブやネズミ退治のため導入されたのですが、マングースにとっての餌は、奄美大島に生息する在来種のオキナワキノボリトカゲやヤンバルクイナ、アマミトゲネズミやアマミノクロウサギといった生物も対象であり、島固有の希少種が捕食されていることが分かりました。
このように、人間が放牧したことによって、日本の生態を崩壊させたケースもあり、外来種の存在が仇となる事もあるため、生態系を考えて行かなければならないのです。
そして現在では、このマングースを駆除するための動きが進んでいます。
ハクビシンやアライグマの被害を食い止めよう
マングース駆除の様に、現在全国的に取り組みを早めなければならない存在として、ハクビシンやアライグマがあがっています。この2種は雑食性で繁殖力が高く、外敵が少ないことから、生息域を広げていっています。
その被害は、農作物などへの経済被害だけでなく、家屋に棲み付くといった健康被害を引き起こし、早期駆除が求められている状況です。
しかし、これらの動物は鳥獣保護管理法によって守られているので、ご自分で作業するとなると、役所や自治体への申請手続きが必要となり、箱罠などを使用するとなれば、狩猟免許の取得が求められるなど、手間となり放置してしまいたくもなります。
しかし、放置すれば被害は拡大するばかりでもありますので、野生動物の被害でお困りの方は、被害を縮小するためにも、プロの駆除専門業者へ相談し対処していくことが重要です。
まとめ
ハクビシンやアライグマといった害獣は近年、日本国内で被害を拡大している侵略的な外来種となります。その勢力は、この数年で拡大しており、被害現場も農家や工場に一般家庭など、広がっていますので、駆除していかなければならない存在です。
しかし、作業するとなれば、時間も労力も必要ですので、簡単に出来るわけではありません。ですので、放置せずプロの駆除業者の力を借りて対処していくことをおすすめします。