冬場に駆除した方が良いのか迷う!冬眠してくれないミツバチ

 
冬も個体数を減らさずに越冬し、春先から活動をして、巣の規模を大きくするミツバチが家屋に棲みつくと、案外厄介な存在でもあります。今回は、冬場に駆除した方が良いのか迷う!冬眠してくれないミツバチについてお伝えします。
 

冬に冬眠してくれないミツバチ

 
ミツバチは蜂の中では穏やかな性格をしており、巣を攻撃されることなどの刺激がない限り人間を襲う事の少ない種類となります。また、養蜂など人間の生活にも役立ち、共存できる存在としても関わりの深い生物なのです。
 
しかし、野生のミツバチが家屋に棲みつくといったトラブルも近年増えており、窓が開けられなくなるなど厄介な存在でもあります。
また、冬場になると巣から離れ、冬眠をするスズメバチやアシナガバチと違って、働き蜂と女王バチが寄り添い越冬するため、春先になればすぐに活動を再開し、巣の規模が大きくなっていくため、放置し続けると個人での駆除が非常に困難となります。
 

ミツバチは駆除した方が良いか迷う!

 

 
ミツバチは生態系において大切な存在ではあるのですが、家屋に棲みつかれてしまった場合には、駆除した方が良いと言えます。
放置すれば、刺される状況は少ないですが、絶対ではありません。また、屋根裏などに巣を作られてしまうとハチミツが垂れ、老朽化や他の虫などが棲み付き、住まいの環境が悪化します。
 
駆除後には、家屋の修復が必要となれば、大きな出費にもなるので、ミツバチが棲み付いた場合には、早期対処が必要です。生態系などを考えれば、生かして捕獲などして、他の場所に巣作りさせてあげたいと考えるかもしれませんが、個人で養蜂場で働く人が行うような技術を持って作業を行うのは難しいので、お困りの方は、プロの駆除専門業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。
 
スズメバチやアシナガバチであれば、冬に巣から女王バチも居なくなり、もぬけの殻となった巣を排除するだけとは違い、ミツバチの場合には女王バチも働き蜂も巣にいます。作業を行うのも難しくなりますので、ご自身で無理して作業にあたろうとしないでください。
 

まとめ

 
蜂による被害というのは案外多く、スズメバチやアシナガバチといった危険性の高い種類によるものが多いと考えられていますが、ミツバチに巣作りされることもあります。穏やかな性格のミツバチということもあり、放置してしまう方もいらっしゃいますが、家屋の老朽化にもつながりますし、毒素が弱いとはいえ、刺されれば大怪我する恐れもありますので、プロの駆除業者へ相談し、対処してもらう事が大切です。