日本に多く生息している「アブラコウモリ」は11月中旬から3月下旬ごろまで冬眠します。
冬眠中は動きが鈍くなるため、撃退するのにうってつけのように思いますが、実際のところどうなのでしょうか?また、撃退するのに適した季節はあるのでしょうか?
今回の記事で詳しく解説していきます。
冬眠中のコウモリは撃退できる?
コウモリに棲みつかれた場合、主に屋根裏や瓦の下、壁の隙間などで冬眠することがあります。
冬眠中はコウモリの活動量が減るため、一見駆除しやすいように思われますが、コウモリは鳥獣保護法で保護されているため、一般の方が捕獲、駆除することは基本的にできません。
そのため、一般の方がコウモリ対策を行う場合、「追い出す」こととなりますが、冬眠中はコウモリの活動量が少ないため、これが難しくなるのが現状です。
また、冬眠中のコウモリは、忌避剤といった撃退用のアイテムの効果が弱まります。
この点を踏まえて考えると、冬眠中にコウモリを撃退するのは難しいといえるでしょう。
コウモリを撃退するのに適した季節は?
それでは、一体どの季節ならコウモリを撃退しやすいのでしょうか?
おすすめは次の季節です。
・春(4月~6月)
・秋(9月~10月)
コウモリは夜行性で、昼間に眠り、夕方からエサを求めて動き出します。
コウモリが家の中にいる時間帯は忌避剤やライトなどを用いてコウモリを追い出すのがおすすめ!
追い出す際は、コウモリに触れないように十分注意してください。
コウモリが出て行った後は侵入口を金網などで塞ぎ、再び寄り付かないようにしましょう。
また、コウモリに棲みつかれた際は、フンなどが残っていることも多々あります。
コウモリのフンには病原菌やウイルスが付着しているため、必ずゴム手袋やマスクを着用した上で処分し、しっかり消毒を行うようにしてください。
まとめ
コウモリに棲みつかれた場合、冬眠する冬期間中は活動量が極端に減るため、自力で追い出すことが難しくなります。
そのため、活動期間である春や秋に追い出すのがおすすめですが、追い出した後は侵入口を塞ぐこと、フンなどを処理し、消毒することを忘れないようにしてください。
コウモリの駆除は色々とやることが多いですし、慣れていないと十分な対策ができていないことも多々あります。
コウモリの駆除や再発防止をしっかり行いたい方は、ぜひコウモリ対策を熟知している「コウモリの救急隊」にご相談ください。