動物などの血を吸うイメージを持たれるコウモリは日本にはいない


 
コウモリのイメージと言えば、動物や人間などの血を食料として生きているという印象を持つ方も多いでしょうが、実際に日本には、そういったコウモリは生息していません。今回は、動物などの血を吸うイメージを持たれるコウモリは日本にはいないについてお伝えします。
 

ヴァンパイアとコウモリのイメージ

 

 
日本でコウモリのイメージと言えば、ヴァンパイアが変身した姿であったり、血を吸うといった印象が強く、コウモリを見つけると襲われるのでは?と考える方も未だにいらっしゃいますが、実際に血を吸うコウモリはいますが、日本には生息していません。
 
日本に生息するアブラコウモリ(家コウモリ)などの食料は、蚊などの飛翔昆虫や甲虫にゴキブリなどの虫や果実などを餌としています。
 
そして、吸血コウモリは、アルゼンチンやブラジルなどの南米に生息するナミチスイコウモリという種類が動物などの血液を食料とするのです。人間の血も吸うとされていますが、家屋に侵入することは困難であることから、人を襲うことは稀だとされています。
 
血を吸われる危険性がないといった所で、安心してはいけないのがコウモリなのです。
アブラコウモリにしろ、病原菌を持っている可能性が高く感染すると死に至るケースもあるため、コウモリに近づくことは得策ではないのです。
 

家屋に棲み付かれてしまった場合は早急に追い出そう

 
コウモリは、暗がりを好むため、人の住む家屋の屋根裏であったり、破損している壁などから侵入し、巣作りするケースがあります。
 
体長も4~6センチで、羽を広げて30センチ程度なので、本当に小さな隙間からでも侵入してきます。そして、群れで行動する動物ですので、一匹に住処として入り込まれてしまうと、そこから数十匹も増えて棲み付く可能性もあるので、気が付いた場合には、早急に追い出す必要性があります。
 
ただし、駆除や追い出しする場合には、鳥獣保護法によって守られている動物でもあるため、傷つけたり殺してしまっては罪を科せられる可能性がありますので、プロの専門業者へ依頼して、駆除・追い出し作業を行ってもらう事をおすすめします。
 
また、非常に小さな穴からでも侵入できるため、プロの経験や知識がなければ、塞ぎきることも難しいので、専門家を頼ることが大切です。
 

まとめ

 
コウモリのイメージと言えば血を吸うといった印象を抱く方が多いでしょうが、日本にはそういったコウモリは生息していません。ただし、危険な病原菌を媒介する動物であることには違いありませんので、巣作りされてしまった場合には、早急に追い出すことが重要ですので、お困りの方は【コウモリの救急隊】へお問い合わせ下さいませ。