動物の足跡は注意の証?ハクビシンなどの野生動物の侵入

 
家庭菜園や花壇のある家屋では、ハクビシンなどの動物が侵入するケースがあります。これは、野菜や果物に花などを食料とするため荒らされる被害に遭われることが多いです。今回は、動物の足跡は注意の証?ハクビシンなどの野生動物の侵入についてお伝えします。
 

動物の足跡は注意の証?

 
ハクビシンやアライグマなどの野生動物は日本にも数多く生息しており、近年では都心部でも目撃情報が増えています。
また、畑や果樹園といった食料となるものがある場所を選び棲み付くというケースが多く、被害を受ける可能性が高いのですが、都心部での被害も拡大しています。
 
特に、家庭菜園や花壇のある様な家屋は野生動物が侵入することが多く、実った野菜や花を食料とされ、荒らされることがあります。
 
ただし、事前に忌避作業を行う事もできます。
まず、ハクビシンなどの動物は、実が成る前などに、そのエリアを探索していることが多く、足跡などの痕跡が残されていることあります。そういった痕跡を見つけることが重要なのです。
 

侵入を許さないための対策

 

 
ハクビシンなどの足跡などの痕跡を見つけた場合に何を行うべきかというと、忌避作業が最初に行える手段となります。家庭菜園や花壇の周りにネットを掛けて入り込ませない様にしたり、忌避剤を撒いて寄り付かせないというのが一般的な忌避対策となります。
 
その作業だけで寄り付かなくなれば良いのですが、狙いはそれだけでない可能性があります。ハクビシンは巣床をいくつも持つ習性があるため、家屋にそのまま棲み付く可能性があり、屋根裏や床下に壁の隙間などがあれば、餌よりも巣床を優先して確保する恐れもあります。
 
ある意味、棲み付かれた方が被害が大きい可能性もあるので、痕跡を見つけた場合には、その周辺だけでなく家屋を守る行動も取らなければなりません。
 
ですので、痕跡があった場合には、家屋の修繕や侵入口となるような場所を塞ぐなどの作業を行わなければ、さらなる被害を齎す恐れがあるのです。
 
自身でハクビシンなどの駆除や忌避作業が難しいという方は、問題を放置するのではなく、プロの駆除業者へ相談し対処してもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
近年、野生動物による被害は全国的に増えています。
その被害も、畑や果樹園など食料となる場所だけでなく、一般家庭の家庭菜園や花壇などがターゲットとなることも多いのです。そのため、ハクビシンの足跡などの痕跡を見つけた際には、早急に忌避対策を講じていくことが重要となります。