熱や風邪の症状がないのに、なんだか家にいると呼吸が苦しく感じたり、咳込むことが増えたという場合は、家屋に野生動物が棲み付いた可能性があります。今回は、呼吸が苦しくなる?ハクビシンが棲み付いている可能性が!についてお伝えします。
喘息の症状が現れる!
小児喘息であったり、子供のころから気管支が弱かった方のなかには、大人になり喘息を再発させるケースというのは少なくはありません。
また、アトピー性皮膚炎の症状を持っていると、喘息を合併させているケースも多いことから、肌の弱い方も喘息になりやすいと言われています。
そのため、ハクビシンなどの害獣が棲み付くことで、喘息の症状が酷く現れ、被害に気が付くというケースも珍しくはありません。
喘息を起こす要因としては、ハクビシンの糞などが乾燥し、空気中に舞い吸い込んでしまっていたり、ハクビシンに寄生していたノミやダニの死骸などが、家屋内の環境を変化させており、喘息を引き起こすトリガーになることもあります。
喘息の症状は、ホコリやタバコの煙などで刺激されると発作が発症し、息がヒューヒューと通りにくくなったり、せき込んだりします。そして、家屋内で頻繁に症状として出る場合には、ハクビシンなどの野生動物が棲み付いた可能性があるのです。
ハクビシンの駆除はお早めに!
喘息などの症状が発症すると、夜も寝苦しくなり、睡眠が浅くなれば、体調を崩しやすくもなります。そうなると、ストレスも感じやすくなりますので、元凶を絶たなければ体は復調しない事でしょう。
ですので、環境の変化やストレスを感じる様な事が身近で起こっていないのにも拘らず、喘息の症状が現れたりした場合には、害獣に棲み付かれているかもしれないと調査してみるのも良いかもしれません。
柱や壁に動物の爪痕や齧った痕などがあれば、棲み付かれている可能性があります。もちろん、獣臭であったり、糞尿などの臭気を感じた場合も同様ですので、そういった変化を感じ取ったら、早急にプロの駆除業者へ依頼して対処してもらうことが重要です。
放置する時間が長ければ長いほど、体の改善は見込めませんし、症状がさらに悪化する恐れもありますので、放置せずに適切に対処していくことをおすすめします。
まとめ
ハクビシンは近年全国的に生息域を広げている動物です。
ハクビシンに棲み付かれることで、喘息などの健康被害を受ける恐れがあるため、早期駆除が必要となります。しかし、ハクビシンを駆除するとなれば、知識や経験が必要となりますので、ご自分で作業するのは難しいと感じましたら、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。