ハクビシンは、家屋の屋根裏などに棲み付くことがありますが、人間が屋根裏まで登ろうとすれば非常に苦労することでしょう。しかし、ハクビシンは簡単にそれをやり遂げてしまいます。今回は、塀や壁を登るハクビシン!俊敏なハクビシンを駆除するには?についてお伝えします。
塀や壁を登るハクビシン!
ハクビシンは、バランス感覚に優れている動物で、木登りも得意としており、塀や壁に屋根を上手に伝って、家屋の屋根裏に棲み付くことがあります。
そのため、人間でも怖がるような高い場所もものともせず移動することができるのです。
しかし、塀から家屋までの距離が遠かったり、木の枝から屋根までが遠い場合には、飛び移るのが下手なハクビシンが家屋に棲み付くことはできません。
ですので、ハクビシンが家屋に飛び移れない、移動できない様に、庭木の剪定をしたり、壁の高さを低くして、屋根に登れない様にし、ハクビシンが棲み付けないように対処するのも重要なのです。
これから、マイホームを持とうとする方も、壁の高さや樹木を植えるにしても、屋根に繋がるような導線を作らない様にするなど、考えてマイホームづくりを行うと良いでしょう。
ハクビシンを駆除するには?
ハクビシンが壁などを伝って、屋根裏などに棲み付いてしまった場合には、早期駆除が必要となります。放置すれば、健康被害や家屋の老朽化などの問題を引き起こす恐れがありますので、早めの対処が求められます。
ただし、ハクビシンを駆除するとなると、鳥獣保護管理法によって守られていますので、勝手に殺傷したり捕獲することは許されていません。自治体や役所での手続きを行ってからでなければ、作業にあたれません。また、箱わななどの罠を設置するとなれば、狩猟免許の取得が必要となるケースが大半ですので、一般の方にとっては駆除作業自体が困難となります。
また、俊敏に逃げ回るハクビシンは一度追い出すことに成功したとしても、帰巣本能によって、いずれ同じ住処に戻ってくることもあるため、侵入経路を閉ざしておかなければ、再度被害にあう恐れもあるのです。
このような問題を解決するには、プロの駆除専門業者へ相談し対処したほうが、安全かつ早期対処となることが多いので、お困りの方はプロに依頼することをおすすめします。
まとめ
近年、全国的に生息域を広げているハクビシンは、家屋の屋根裏などにも棲み付く厄介な害獣です。その俊敏な動きや身体能力の高さで、木登りや塀に壁を登ることもありますので、棲み付かせないためにも、木の剪定を行ったり、塀の高さを低くするなどの対処法もありますので、忌避対策として取り入れてみてください。
現在ハクビシンの被害でお困りの方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。