家屋に害獣が棲みついた事に気が付く要因としては、屋根裏などで鳴き声が聞こえたり、動き回る騒音といったケースもありますが、家屋周辺で動物の糞が落ちていたりして気が付くこともあります。今回は、害獣が棲みつく?ハクビシンの糞と他の動物の糞を見分ける方法についてお伝えします。
ハクビシンの糞と他の動物の糞を見分ける方法
ハクビシンの糞を見分けるには、いくつかの特徴を注意深く観察することが重要です。以下は、ハクビシンの糞を他の動物の糞と見分けるための手がかりです。
1.形状とサイズ
ハクビシンの糞は一般的に円筒形で、やや先細りの形状をしています。サイズは中程度で、他の小型哺乳動物の糞と比べてもそれほど大きくありません。
2.色
ハクビシンの糞は茶色から黒褐色までさまざまな色をしています。ただし、環境や摂取した食物によって色が変化することがあります。
3.内容物
ハクビシンは草食動物であり、糞には主に草や樹木の葉などの植物の繊維が含まれます。他の草食性動物の糞と比較して、硬い植物の繊維が見られることがあります。
4.配置
ハクビシンは通常、特定の場所に糞を置くことがあります。特にテリトリーを示すために使用されることがあります。糞が集まっている場所が見つかれば、ハクビシンの存在が示唆される可能性があります。
5.臭い
ハクビシンの糞には、一般的に草食動物の糞の特有の臭いがあります。ただし、これを感知できるかどうかは個人差があります。
これらの特徴を組み合わせて観察することで、ハクビシンの糞を他の動物の糞と見分けることができます。
害獣が棲みつく?
害獣が家屋などに棲みつく要因としては、外敵が少ない事であったり、餌場があるなどの条件が重なると、棲みつかれるケースが増えます。
そして、棲みつかれてしまった場合には駆除しなければならないのですが、野生動物の多くが鳥獣保護法によって守られているため、駆除するとなれば市役所や自治体への申請が必要となります。捕獲する場合には、狩猟免許の取得が求められるなど、非常に苦労します。
そして、放置すれば、健康被害や家屋の老朽化にも繋がっていく為、見過ごすことは出来ませんので、お困りの際は、必ずプロの駆除業者へ依頼して対処してくことが大事になります。
まとめ
ハクビシンに棲みつかれてしまう前に、糞などが家屋の周辺に落ちているなどの予兆も見逃すことは出来ません。もちろん、糞が落ちていれば既に棲みつかれてしまっている可能性も考えられます。そういった現象を見逃さず生活することも大切です。
変だなと感じるようなことがあれば、プロに依頼して害獣が棲みついていないかなど確認をしてもらう事も重要となります。未然に防ぐことが出来れば良いですし、既に棲みつかれてしまっていれば早急に駆除してもらうことで、被害を最低限に抑える事も可能となります。