害獣でもあるアライグマの生態を知り適切な駆除が必要!


 
アライグマは、家屋や工場などさまざまな建物に巣作りし生活する厄介な害獣でもあります。その可愛らしい風貌とは違い、性格は獰猛な一面もあるため、捕獲や駆除するのも非常に難しいのです。今回は、害獣でもあるアライグマの生態を知り適切な駆除が必要!についてお伝えします。
 

アライグマの生態について

 
アライグマは、アメリカ原産の小型哺乳類。アニメの影響もあり、日本にアライグマが輸入され、動物園だけでなくペットとしてやってきました。
しかし、その獰猛な生活などアニメとは違い、懐く事もないため、捨てられてしまう個体も多かったようで、今では日本全国に生息する野生動物として生活しています。
 
以下に、アライグマの生態についての一般的な情報をまとめました。
 
アライグマは、体長約40〜70センチメートル、尾の長さ約20〜40センチメートルの中型の動物です。特徴的な顔には、黒い仮面状の斑点があり、灰色から褐色の体毛で、前肢は器用に使うことができます。その物を洗う仕草や雰囲気が可愛らしいため、動物園では人気が高いのですが、農作物や在来種の動物などを捕獲して食料としてしまうため、問題視される害獣でもあります。また、夜行性で都市部や郊外地域でも見かけることがあり、人間の生活にも適応しています。
 
アライグマの繁殖期は一般的に春であり、妊娠期間は約63日です。
1回の出産で2〜7匹の幼獣を産み、幼獣は生後約2か月で巣から出てきて、母親と一緒に生活します。1年程度で大人となるため、個体数も簡単に増えていきます。
 

アライグマは適切な駆除が必要

 

 
アライグマは外来種として増え続けており、現地の生態系に影響を及ぼすことがあるため、生態系のバランスを考慮して管理されています。そのため、鳥獣保護管理法で守られている動物なのですが、被害は生態系だけでなく、農作物への影響など人の暮らしにも大きくかかわってくるため、駆除・捕獲したいと考える方も多いことでしょう。
 
しかし、鳥獣保護管理法で守られている動物は、ネズミなどの害獣とは違い、自分で勝手に罠などを仕掛けて捕獲・駆除して良いとはされていません。狩猟免許がなければ、捕獲出来ない等の決まりごとが設定されていますので、被害を抑えるためには、免許を取得するしかないのですが、その免許を取得するためには、狩猟の知識や適正が試される試験が行われ、準備も必要ですので、取得までの費用も時間も掛かります。
 
ですので、アライグマの被害を被っている場合には、一般的にはプロの専門業者へ依頼し、駆除してもらう方が大半です。また、安全性もプロに依頼した方が、安心もできますので、アライグマの被害に合われている方は、早急に駆除業者へ相談することをおすすめします。
 

まとめ

 
アライグマは、日本の在来種ではないため駆除や捕獲して、さまざまな被害から守りたいと考えるのは当然なのですが、鳥獣保護管理法によって守られている状況ですので、免許などの資格がなければ、ご自身で捕獲することはできません。間違っても資格なしに捕獲や駆除してしまうと、罰則を受けることになるので注意しましょう。
 
アライグマの被害でお困りの方は、【アライグマの救急隊】へお問い合わせ下さいませ。