害獣なのに駆除できない!アライグマに棲み付かれるリスク


 
最近、テレビやネットでもアライグマが動物園ではなく、普通に都心で歩き回る姿が目撃されるといったニュースを目にする機会が増えています。また、そのアライグマによる被害も少なくはないけれど勝手に駆除は出来ないのです。今回は、害獣なのに駆除できない!アライグマに棲み付かれるリスクについてお伝えします。
 

害獣なのに駆除できない!

 
害獣の被害を被るのは、農家の農作物だけといった印象を持たれる方は多いことでしょう。
しかし、実際には家屋などの建物への被害もあるのです。
 
これは、棲み付かれてしまって、感染症を引き起こす環境を生み出したり、家屋を破損させるなど、実害を受ける可能性があるということです。
 
そうなれば、棲み付いた害獣を駆除しようと考える方が大半です。
しかし、ネズミやゴキブリと言った害獣や害虫であれば、誰かに駆除の資格を得る事もなく、対処出来るのですが、アライグマやハクビシンにイタチなどの害獣の場合は、勝手に駆除・捕獲することは出来ません。
 
これは、鳥獣保護法によって守られている動物となるため、仮に駆除や捕獲してしまうと、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科されます。従って、許可なく行動することが出来ないので注意しましょう。
 

アライグマに棲み付かれるリスク

 

 
アライグマは近年、都心でも巣作りし、家屋や工場などに棲み付くことで問題とされています。そして、棲み付かれてしまうと大きなリスクを抱えることにもなります。
 
まず、家屋や工場への被害は、糞尿や持ち戻った食料などが腐敗し、異臭を放つだけでなく、動物が保有する細菌などに感染する恐れがあります。その他にも、工場の商品などを傷つけるなど、生産物への被害も考えなければなりません。
 
これらも、都心部では天敵がいない事であったり、食料の確保に困らないといったポイントがアライグマの繁殖を手助けしていることにもなり、棲み付いている理由でもあります。
 
また、見つけたとしてもアライグマは、その見た目とは裏腹に獰猛な性格をしているため、自身で追い出そうとしても、怪我をする恐れもありますので、非常に危険な行為と言えます。
 
もちろん、法によって守られているのもありますが、早急に駆除しなければ、被害は拡大するばかりです。現在アライグマの被害に合われている方は、駆除専門業者を頼ることをおすすめします。自身に資格がない・駆除する自信がないという方は【アライグマの救急隊】へご相談くださいませ。
 

まとめ

 
害獣の中には、生態系を守るための法が施行されているため、自分の判断で駆除捕獲が出来ない動物がいます。しかし、その法を守っていても、被害は拡大するばかりです。
自身で駆除・捕獲するには、各自治体や行政で許可を得る必要性があり、狩猟免許の取得が必要です。プロの専門業者へ依頼した方が、効率よく安全に駆除・捕獲が出来ますので、棲み付かれてしまった場合には、早急にご相談することをおすすめします。