害獣のイタチの繁殖期は?駆除の危険性が高まる時期について


 
西日本の繁華街などでも姿を見ることが増えているイタチですが、家屋などの建物に棲み付かれてしまった場合には、追い出そうと考える方は多いと思います。しかし、時期によっては非常に獰猛になっているので危険です。今回は、害獣のイタチの繁殖期は?駆除の危険性が高まる時期についてお伝えします。
 

害獣のイタチの繁殖期は?

 
イタチの繁殖は、基本的には1年に1回ですが、複数回という例もあるようです。
一般的には、春先の3~5月に交尾し、約1ヵ月後に1~10匹ほど出産します。
イタチの授乳期間は約40日で、生後3ヶ月程度で独り立ちし、イタチの寿命は約2歳と短命なのです。
 
たった2年の短い寿命と考えられていますが、イタチは一夫多妻ですので、複数のメスがいることで、一気に繁殖する可能性もあります。
そのため、家屋や建物に棲み付かれた場合には、早急に対処していかなければ、被害は拡大する一方ですので、注意しなければなりません。
 
また、必ずしも人が生活する家に棲み付くだけでもなく、空き屋や廃工場など人の生活感のない場所などに棲み付くケースもありますので、イタチの被害があった場合には周辺環境の確認も必要なのです。
 

駆除の危険性が高まる時期について

 

 
イタチなどの害獣は、攻撃的な性格をしていることが大半なため、駆除しようとした際に、噛み付かれたり、引っ掻かれない様にしなければなりません。また、繁殖されてしまえば、被害が拡大の一途をたどるため、早急に追い出し・駆除・捕獲する必要性があるのです。
 
ただし、この時に危険性が非常に高まる時期があります。
それが、出産後です。子供がいる巣に近づくと威嚇してくるのは、どの動物でも同じです。
自身に害を成す人間や外敵を排除しようとしてくるため、5~8月頃までは非常に駆除が危険になります。ご自身で駆除しようと考えている方は、気を付けて作業を行いましょう。
 
もちろん、駆除作業は危険を伴いますので、自分でやる自信がないという方は、プロの専門業者へ頼ることをおすすめします。ご不安な方は、【イタチの救急隊】へご相談くださいませ。
 

まとめ

 
イタチの寿命は2年程度と非常に短いのですが、繁殖期に複数匹を出産するだけでなく、一夫多妻なので一瞬で個体数が増えてしまう恐れがあります。そのため、棲み付かれたことに気が付かず放置してしまうと、周辺地域の被害は拡大することにもなるため、早急に駆除や捕獲を行わなければなりません。ただし、イタチは鳥獣保護法によって守られている害獣ですので、プロの専門業者へ依頼した方が効率よく安全に対処することができます。