農家や畜産家にとって、ハクビシンなどの害獣は脅威となります。比較的、穏やかな性格ではありますが、ウサギや鶏などの家畜を襲うケースがあります。今回は、害獣のハクビシンはウサギや鶏などの小動物や家畜を餌とするについてお伝えします。
 

雑食性の害獣は危険！

 

 
ハクビシンやイタチは雑食性でもあるため、農家や畜産家にとって非常に厄介な害獣となります。害獣は、丹精込めて育てた、農作物や家畜を食べてしまうことがあるのです。
 
柵や網などで囲っていても、ほんの少しの隙間から畑や家畜の檻に入り込むことが出来るので、大型の害獣よりも面倒となるケースが多いのです。
また、ウサギや鶏を捕まえて食べるだけでなく、遊び半分に何匹も狩りをして食べないといった事もあるため、畜産家にとっては、非常に憎たらしい存在なのです。
 
そのため、ハクビシンなどの害獣が畑や畜舎に棲み付くことがあれば、危険と隣り合わせになるため、早急な対処が必要となります。
 

農家や畜産家の害獣駆除対策について

 
農家や畜産家にとって害獣の存在は、大切な商品へ危害を加えるという不安が付きまとうことになります。そのため、畑や畜舎に入り込ませない様に、強固なバリケードを立てることが需要になります。
 
安いからといって歯で嚙み切ったり引っ張たりすれば壊れる様な素材のネットは完全とは言えませんので、鉄製の柵や電気の流れる柵などに変更して、噛み切れない・入り込ませない状況を作ることが重要なのです。また、忌避剤などで近づかせないことも予防対策としては非常に重要なのですが、家畜や農作物に影響が出る様であれば、使用しない方が良いでしょう。

そして、被害が収まらない様であれば、プロの駆除専門業者に個体数を間引いて貰うなどの対策を講じて、被害を減らすことが大切です。
 
ちなみに、鳥獣保護法によって守られているイタチやハクビシンをご自身で捕獲や駆除するとなると、自治体や行政へ申請をしなければなりませんので、勝手に駆除しないように注意しましょう。仮に、捕獲許可書を持たずに駆除など、動物を傷つけた場合には、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されてしまいますので、害獣駆除に困られている方は、プロにご相談下さいませ。
 

まとめ

 
ハクビシンやイタチなどの害獣被害は、年々増えています。
農家や畜産家にとっては、商売道具に危害を加えられるため、しっかりとプロの手を借りてでも、完全駆除することをおすすめします。