害獣の行動パターンを利用!冬場はアライグマ駆除には最適

 
アライグマが棲み付いてしまったら、燻煙剤などを利用して家屋から追い出そうとする方は多いと思います。しかし、確実に巣にいる時に使用しなければ意味がありません。今回は、害獣の行動パターンを利用!冬場はアライグマ駆除には最適についてお伝えします。
 

害獣の行動パターンを把握しよう

 
家屋に棲み付く害獣は、長期間棲み付かれることになれば、健康被害や家屋が損傷し老朽化してしまうなどのトラブルへと発展します。
 
そのため、早急に対処していかなければなりません。
しかし、一般の方が忌避作業や駆除しようとした場合に、簡単に手に入る忌避スプレーや燻煙剤を使用するというケースが多いと思いますが、害獣の行動パターンなどを知らずに使用しても、思うような効果を害獣に与えることが出来ずに失敗してしまうケースが非常に多いのです。
 
例えば、巣にいない時に燻煙剤を焚いたとしても、臭いは残っているでしょうが、驚いてその場に棲むことが危険であるといった印象を与えることができなければ、いずれ戻ってくる可能性があります。ですので、害獣が何時ごろであれば巣にいるのか、どのあたりに巣があるのかといったことまで考えて、作業を行わなければいけないのです。
 

冬場はアライグマ駆除には最適

 

 
行動パターンを把握する上で、季節的にどのような行動を取ることが多いのかも判断材料となります。
 
例えば、春や夏になると気温が高いため、広範囲で活発に活動し巣にいる時間が短い傾向にあります。一方で、冬場は気温が低いことから、屋根裏など外気に触れる時間を減らし、巣にいる時間が長いので、冬場の方が駆除しやすくなります。
 
巣にいる事が分かれば、燻煙剤を使用したり、捕獲器を設置して餌でおびき寄せるなどの効力が高まるため、一般の方が使用した場合でも成功率が高まります。
 
ただし、作業を行う際には、自治体や役所への作業申請を行わなければなりませんし、捕獲器などの罠を設置する場合には、狩猟免許の取得が必要です。
 
そうなると、冬場に作業が出来ない可能性もありますし、冬まで待っていれば、その間、被害が拡大していくだけですので、放置せずにプロの駆除専門業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
近年、アライグマによる被害は全国的に広がっていて、害獣駆除依頼件数も増えている状況です。個人で駆除する場合には、冬場であれば巣にいる時間が長いことから、家から追い出せる可能性はあります。しかし、それでも完全に駆除作業を行うためには、アライグマの行動パターンを把握して作業を行わなければなりません。行動パターンを把握せずに作業を行えば、警戒心を強めてしまって完全駆除が出来ない可能性もあります。
そういった状況に陥らないためにも、害獣の行動パターンや季節を考えて作業を行いましょう。
 
自身で作業するのが不安と言う方は、アライグマの救急隊へご相談下さい。