イタチやハクビシンなどの害獣が棲み付いた場合、忌避剤や燻煙剤を使用して追い出しに成功して再度棲み付かれない様にするためには、侵入経路を塞がなければいけませんが、その際の素材も大事になります。今回は、害獣駆除の後に、なぜ侵入経路は金網で塞がなきゃダメなの?についてお伝えします。
害獣の噛む力は侮れない!
近年、日本に住む動物が屋根裏などに侵入し棲み付くケースが増えています。
家に棲み付く害獣としてはネズミが一般的な害獣とされていたのですが、現在はイタチやハクビシンにアライグマなど非常に多くの野生動物が棲み付きます。
そして、これらの害獣を放置していれば、病原菌をまき散らすことにもなるため、健康被害を受ける可能性が高いですし、家屋の寿命にも関わってくるため、早急に対処しなければなりません。
しかし、これらの害獣は獰猛でもあるため、噛み付かれたり引っ掻かれたりすればひとたまりもないでしょう。そして、傷口から病原菌が侵入し、病気や感染症になる恐れがあります。
特に鋭い歯を持ち動物の死骸なども食べたりする動物は、噛む力が強いため、駆除する際は気を付けなければなりません。
害獣駆除の後に、なぜ侵入経路は金網で塞がなきゃダメなの?
イタチやハクビシンなどの害獣を忌避剤や燻煙剤を使用して追い出せたとしても、これらの動物は帰巣本能が備わっているため、効果が落ちれば再度棲み付かれる恐れがあります。
そこで、侵入経路を塞ぐ作業を行わなければならないのですが、この時にネットや網を使用する方が多いと思います。これらに使われる素材は、ナイロン・ポリエステル・ポリエチレンなどになるのですが、これは、害獣が噛み切ってしまう恐れがあるため、できれば鉄製の金網であったりパンチメタルで塞ぐことをおすすめします。
金属を歯で噛み破るのは至難な業となりますので、害獣も途中であきらめ寄り付かなくなります。侵入後の作業を行う際は、使用する素材などにも気を配って対処していきましょう。
まとめ
家屋に棲み付く害獣の多くは、獰猛な性格をしており、むやみやたらに近づき触ろうとすれば、威嚇され噛まれる恐れもあります。ですので、駆除作業を行う際には、再三の注意を払って対処しなければなりません。また、家から追い出すことに成功した後は、侵入経路を塞がなければならないのですが、噛みちぎられる様な素材で塞ぐことは止めましょう。鉄製を使い塞ぐなど、再度侵入を許さない様に対処していくことが大切です。
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