家にコウモリが棲みついた場合、なるべく早めに追い出す必要があります。
なぜなら、コウモリを放置してしまうと、あらゆる被害に繋がる恐れがあるからです。
今回は、コウモリを放置した結果、起こり得る被害を詳しくご紹介していきます。
家に棲みついたコウモリを放置するとどうなる?
コウモリを追い出さずに放置すると、次のような被害に繋がる恐れがあります。
①健康リスク
野生のコウモリのほとんどはダニやノミが寄生しています。
だからこそ、家に棲みついた場合、家の布団や畳などにダニやノミが付着し、健康被害に繋がることも。
また、日本では確認がなされていないものの、アメリカでは狂犬病ウイルスを持ったコウモリからの感染で、狂犬病で死亡した例もあります。
2003年に流行したSARSや2015年に流行したMERSも感染源はコウモリだといわれており、放置しておくとあらゆる健康被害に繋がる恐れがあります。
②建物の被害
コウモリが家に棲みつくと、昼間は同じ場所でじっとしているため、フンや尿も同じ場所で行います。
これらが蓄積すると天井や壁からフンが染み出してきたり、悪臭が発生したり、フンが化膿して空気中に飛散し、健康被害に繋がるリスクがあります。
③騒音と悪臭の被害
コウモリは夜行性で、基本的に夜間に活動します。
泣き声は小さいですが、多く繁殖していると羽ばたく音がうるさく感じることもあります。
また、フンは非常に悪臭なので、その点も大きなストレスとなります。
コウモリは早めの駆除が重要
お伝えした通り、コウモリはあらゆる被害をもたらすため、棲みつかれた場合は早めに対応する必要があります。
ですが、コウモリは「鳥獣保護法」という法律で無許可での駆除や捕獲は禁止されています。
もし勝手に捕獲や駆除を行うと、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金が課せられます。
コウモリはあらゆる病原菌を保有しているため、むやみに近づくのは危険。
お困りの際は、プロの駆除業者への依頼を検討するようにしてください。
まとめ
家にコウモリが棲みついた場合、そのまま放置してしまうと被害がより深刻になってしまうことも多いです。
捕獲や駆除は一般的には認められていないため、棲みつかれた場合は被害が酷くなる前に「コウモリの救急隊」にご相談ください。
現地調査や見積りは無料なので、「もしかしてコウモリに棲みつかれた…?」と思っている方もぜひご連絡くださいね。