家にネズミが現れた!自分でもすぐに取り組める対処はある?

 
家の中でネズミを目撃したり、足跡や糞尿といった痕跡(ラットサイン)を見つけた時に、被害を最小限に抑えるためには、少しでもやれる範囲で対処していくことが大切です。今回は、家にネズミが現れた!自分でもすぐに取り組める対策はある?について紹介していきます。
 

駆除グッズ不要の対策

 
ネズミが棲み付いていると「まだ大丈夫かな」と駆除を後回しにしてしまう人も少なくはありません。ですが、放っておく時間が長くなるにつれて、被害も広範囲となり、食料の破棄や家具の買い替えなど、掛かってくる費用も高くなっていきます。
そのため、早め早めの対処が重要となります。
 
近くに薬局やホームセンターがあり、すぐにでも駆除グッズを購入し使用することができれば良いのですが、そういった人ばかりではありません。
そういった時には、まずネズミにとって居心地が悪い環境を作るために、エサとなり得るものを簡単に漁ることができない環境を作りましょう。
 
ネズミは強靭な歯を持っているため、マヨネーズのようなプラスチック容器は簡単に食い破られてしまうため、棚に保管するなどの対処が必要です。
また、食べこぼしや生ごみもネズミにとっては十分食料となるため、部屋を掃除し清潔に保ったり、生ごみを漁られないように処理するといった工夫も必要となります。
 
そして、糞尿にも病原菌が潜んでいるため、清掃食毒を行うと共に、食器類や調理器具の洗浄と消毒も行わなければ食中毒の危険性もあるため注意しましょう。
 

駆除グッズを用いる際の注意点

 

 
近所に駆除グッズを購入できる店舗がある場合には、駆除アイテムを用いた早期駆除に踏み切ることでしょう。
 
ですが、使用後のことまで考えなければなりません。
駆除グッズの中には追い出しや寄せ付けないことを目的とした忌避剤や超音波器だけではなく、ネズミを捕獲したり、殺処分するアイテムも売られています。
毒エサを使用すれば、どこでネズミが亡骸となっているか分からないというデメリットもありますし、粘着シートや捕獲器はネズミが生きていれば自ら手をくださなければなりません。
 
殺処分を目的とした駆除は、ネズミを排除するという点において優秀ですが、死骸を見たくない。殺したくないといった人には使用後に辛い思いをすることになるため、駆除グッズの使用後のことも考え商品を選びましょう。
 

まとめ

 
ネズミが現れたら、すぐに駆除に向けた行動が大切です。
駆除アイテムがなくてもできる対処もありますが、駆除アイテムを使用する場合には、使用後のことも考えなければなりません。
 
また、駆除業者に相談するというのも、すぐにできる対処の一つです。
ネズミを完全に駆除するためには巣の清掃や消毒、侵入口の封鎖も必要となってきますので、作業工程に少しでも無理と感じるポイントがある場合には、プロの業者に依頼するようにしましょう。