家屋に棲み付くハクビシンなどの害獣が、いつのまにか屋根裏などに棲み付き困っているという方は増えています。これらの害獣が棲み付いてしまった経緯には家屋の修繕などが行き届いていないケースがあります。今回は、屋根の修繕とハクビシンなどの害獣被害は密接な関係にある？についてお伝えします。
 

害獣被害を食い止めるためでもある家屋の修繕

 
ハクビシンなどの害獣が家屋に棲み付けば、引っ掻かれたり噛み付かれる恐れがあったり、病原菌などのウイルス被害、家屋の老朽化など、さまざまな問題を引き起こす原因となるため、棲み付かれること自体がデメリットでしかありません。
 
なぜ、ハクビシンなどの害獣が家屋に棲み付くのかと言えば、まずは安全な隠れ家となる可能性が高い事、雨風を凌げ、外敵からも身を守れるなど害獣からすれば大きなメリットとなります。
 
そのため、ハクビシンなどが家屋のどこかに侵入口があれば入り込み、住処としたいのは何ら不思議なことではないのです。
 
ですので、人間としては、棲み付かれた場合には、駆除作業が早急に求められるのですが、その前段階にも注目していかなければ、害獣による被害は減りません。
 
ハクビシンなどが自身の力で家屋を破壊して侵入するというのは、かなり無理があります。
そのため、劣化した軒天や軒先などが破損していたことによって、侵入され被害にあわれるケースが多いのです。
 

屋根の修繕とハクビシンなどの害獣駆除

 

 
まず、ハクビシンなどの害獣に棲み付かせないためには、家屋の修繕作業を数年に一度いれるであったり、大きな自然災害などの後には、調査依頼して、家屋にヒビや壊れがないか確認してもらうといった調査を最低限入れ、害獣に隙を見せないことが大切です。
また、忌避剤などを散布して近寄せないなどの作業を行うことも少しの意識で変えられる手段となります。
 
しかし、このような事が瞬時に行えるという訳でもありませんので、仮に害獣が棲み付いてしまった場合には、速やかに駆除作業にあたる必要性があります。
ですが、ご自分で燻煙剤などの作業を行わなければいけませんが、知識や経験のない状況で作業にあたると非常に危険です。

自分では作業が難しいと感じた場合には、無理に自分で作業にあたるのではなく、プロの駆除専門業者へ相談し対処してもらう事をおすすめします。
 

まとめ

 
害獣が家屋に侵入すれば、大きな被害を齎すことになります。そのため、家屋に侵入させないことが非常に重要なポイント。
この時、最も気にしなければならないのが家屋の修繕です。屋根裏や壁などの破損個所などから侵入されることも多いので、家屋の修繕作業などを何年も行っていない方は、棲み付かれる前に、家屋の修繕作業を業者へ依頼すると良いでしょう。
その作業が遅れることによって、害獣に棲み付かれるリスクは高まります。
 
もちろん、通気口など破損とは違う場所から侵入されるケースもありますので、棲み付かれてしまった場合には、プロの駆除専門業者を頼り、一日でも早く被害を食い止めていくことが大切です。