帰巣本能が強いネズミに注意!追い出して安心が危険になる

 
ネズミは、飲食店や煩雑な住宅街などで生息数を増やす害獣です。一度棲み付かれてしまうと、被害は拡大の一途を辿ることにもなります。今回は、帰巣本能が強いネズミに注意!追い出して安心が危険になる理由についてお伝えします。
 

帰巣本能が強いネズミに注意!

 
ネズミは、都会の建物や飲食店などにも棲み付く害獣となり、一度棲み付かれてしまうと、病原菌の巣窟となり、人へ悪影響を及ぼすことがあるため、早急に追い出したり駆除を行わなければなりません。
 
繁殖性の高い害獣でもあるため、放置する期間が長いほど駆除が困難となり、被害も拡大していきます。また、忌避剤などで追い出したとしてもネズミには帰巣本能があり、舞い戻る可能性がある厄介な動物です。
 
「帰巣本能(きそうほんのう)」とは、動物が特定の場所や巣に戻ろうとする本能のことを指します。特にネズミは、帰巣本能が強いため、環境が良ければ数日後には同じように棲み付いているケースもあります。
 
ネズミは、新しい場所へ移動しエサを探しに行ったりすることがありますが、その際にも自分の巣や安全な場所に戻ろうとする傾向があります。帰巣本能により、自分の巣に戻ることで安心感や安全を確保し、生存戦略として重要な役割を果たします。
 

追い出して安心が危険になる理由

 

 
追い出したネズミが帰巣本能によって、舞い戻ってくるということは、一度おさまった被害が再度引き起こされる可能性があるということになります。
 
そのため、帰巣されないためにもネズミの侵入経路を全て断つ必要性があるのです。
しかし、一般の方にとっては、どこから侵入されたかも分からないといったケースが大半です。
 
そうなると、再度侵入されてしまう可能性は高いため、被害を食い止める事も難しいと言えます。これは、忌避剤や超音波などのアイテムを多用し続けなければなりませんし、逃れる場所を見つけ出されてしまえば、被害を食い止めることは難しくなります。
 
そこで、プロの専門業者へ依頼することが大切なのです。
プロの技術や知識によって、完全駆除するだけでなく、逃げ出したネズミがもう戻れない様に、侵入経路を防ぐ作業を行いますので、被害を食い止めることが可能となります。
 
このようにしなければ、害獣からの被害を防ぐことはできませんので、ネズミに棲み付かれてしまった場合には、早急にプロへ依頼することが重要となります。
 

まとめ

 
帰巣本能は、ネズミの他にも多くの動物に見られる本能の一つであります。
帰巣本能は動物の生存戦略に深く結びついており、重要な行動パターンの一つとされています。ネズミの駆除も、完全に侵入経路を閉ざしていかなければ、不安を拭うことはできません。プロの駆除業者へ依頼して、安心できる暮らしを取り戻しましょう。