庭の被害では収まらない。室外のネズミ駆除に使えるアイテム

 
ネズミが現れたのは室外だから安心。というわけでもありません。家庭菜園を荒らしたり、いつ室外に侵入して糞尿をまき散らしたり、食料を荒らすか分からないため駆除が必要。今回は、庭の被害では収まらない。室外のネズミ駆除に使えるアイテムについて紹介していきます。
 

庭で駆除グッズを使用する際の注意点

 
外には猫や犬、害獣として近年人間のテリトリーに現れるハクビシンやイタチなどがいます。ペットとなる犬を傷つけてしまえば問題になることは理解できるという人も多いでしょうが、ハクビシンやイタチといった害獣はどうして?と思われる方もいることでしょう。
 
ハクビシン、イタチ、アライグマといった動物は害獣として人間に被害を与える存在ですが、鳥獣保護法によって守られている生き物でもあります。狩猟許可や駆除許可の申請をせずに傷つけてしまうと1年以下の懲役、または100万円以下の罰金に処せられる可能性があります。
 
また、素人目では見わけがつきにくいハタネズミ、ヒメネズミといった野ネズミも鳥獣保護法によって守られています。許可なく駆除が出来るのは、鳥獣保護法の対象外とされるクマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミの3種類となるため注意しましょう。
 

お庭で使用できる駆除アイテム

 

 
室内でも室外でも駆除のために使用できるアイテムは基本的に変わりません。
ですが、外にはネズミ以外の動物もいるため傷つけないように配慮する必要があります。
 
例えば殺鼠剤を使用する場合には、口にしてしまうのがネズミだけだとは限りません。
ネズミ駆除用に開発された毒エサであっても、雑食の動物は飢えていれば食べてしまう危険性もあります。
そのため、ネズミしか入ることのできないサイズのベイトボックス(毒エサ箱)を用いるようにするといった配慮が必要となります。
 
庭に現れる害獣が特定できない場合には、無理に自分で駆除作業をおこなわずに害獣駆除を専門とするプロに頼るのがオススメ。
知識と経験が豊富であるため糞尿や足跡といった痕跡から害獣を特定し、適切な処置を施してくれますので、駆除作業に不安がある方はプロを頼るようにしましょう。
 

まとめ

 
家の庭など敷地内にネズミが出没した場合には、室内に入りこまれないように早期駆除が大切となります。ただし、外を歩き回る害獣はイエネズミだけではなく、鳥獣保護法によって守られている動物も徘徊している可能性があり、申請手続きなしで傷つけてしまうと法を犯すことにもなります。
そのため、イエネズミ以外の害獣を傷つけないように駆除を行うことが大切なのですが、害獣が特定できないといった場合には無理せずプロに相談するようにしましょう。