忌避剤で終わりじゃない!アライグマの帰巣本能にはご注意を

 
アライグマは外来種の動物であり、町で見かけても獰猛なため間違っても手で触れようとしてはいけません。また、近年では家に棲み付くなどの被害も増えています。今回は、忌避剤で終わりじゃない!アライグマの帰巣本能にはご注意を!についてお伝えします。
 

アライグマの追い出しについて

 
アライグマは棲み付くと厄介この上ない動物であり、早急に対処しなければならない害獣なのです。アライグマが媒介する病原菌などが人に感染する恐れもありますし、家屋の老朽化にも繋がるため、見つけたら早めに対処しましょう。
 
棲み付かれて日も浅ければ、忌避剤などの駆除グッズを利用して追い出しに成功するケースはありますが、そこで安心してしまう方も中にはいます。確かに一度追い出すことで、アライグマも痛い目を何度もみたいとは思わないため、その場から離れることでしょう。
 
しかし、数週間後にまた同じアライグマに棲み付かれてしまったといったケースは少なくありません。アライグマには帰巣本能があるのです。
 

アライグマの帰巣本能にはご注意を

 

 
アライグマには、帰巣本能があり、安心出来る環境や出産ができる安全な環境と感じれば、一度追い出されたことがあっても、舞い戻ってくる可能性はあります。
 
従って、忌避剤などの効果で追い出した後は、しっかりと侵入経路を閉ざし、再度棲み付かれるような状態にしてはいけません。また、同じアライグマではないイタチやハクビシンと言った害獣が棲み付く恐れもありますので、害獣の被害を避けるためにも、追い出した後の作業は非常に大切になります。
 
ただし、この侵入経路は一つとは限りません。
これは、古い家屋であれ、新しい家屋であれ関係ありません。通り抜けられる隙間さえあれば、器用に入り込んでしまうのが害獣の困った性質でもあります。
 
また、侵入経路を塞いでも、また入り込まれてしまった場合には、確実に他の抜け道があります。そういったポイントは一般の方では気が付きにくい可能性が高いです。
 
そのため、アライグマに棲み付かれてしまって困っているという方は、プロの専門業者へ依頼することをおすすめします。
 

まとめ

 
アライグマの様な、中型の動物が棲み付いた場合に、追い出す作業は一刻も早く行った方が良いのですが、帰巣本能によって、また棲み付かれてしまうケースもあります。
忌避剤などで上手に追い出すことに成功した場合は、しっかりと侵入経路を閉ざすことが重要です。二度と棲み付かれない様に作業を行いましょう。
 
アライグマの被害でお困りの方は【アライグマの救急隊】へご相談下さいませ。プロのスタッフが捕獲・駆除対応を致します。