忌避効果あり?市販のネズミ忌避剤の代用は何がオススメ?

 
ネズミの優れた嗅覚を利用し、ネズミの嫌いな臭い成分で撃退する忌避剤。薬局やネットショップでも買うことができますが、家庭にあるもので代用することも可能です。今回は、忌避効果あり?市販のネズミ忌避剤の代用は何がオススメ?について紹介していきます。
 

手軽に取り組めるネズミ防止策

 
市販の忌避剤にはスプレータイプ、固形タイプ、燻煙タイプなど、目的にあって使用することができるため、便利でもあります。
 
また、毒エサと異なり、天然成分を使用している商品もあるため、ペットや人体への影響が少ないという点においても、安心して使用することが可能。
ただし、誤って口にしてしまえば、まったく影響が出ないというわけではないため、使用方法に従い、ペットが口にしないように注意することも大切です。
 
そして、買うのは面倒。ちょっとお試しで使ってみたい。といった場合には、家庭にあるもので代用することができるため、より手軽に忌避剤を試してみることもできるのです。
 

代用で使えるものは何?

 

 
ネズミは刺激臭に対して弱いため、家庭にあるもので忌避効果を試すことができます。
 
・唐辛子(カプサイシン)
カプサイシンの辛み成分は市販の忌避剤でも使用され、ネズミが苦手とする刺激臭を発します。口に含むと辛さに耐えられないという人が多い食材ですが、人間よりも約3倍もの嗅覚を持つネズミには、より強烈に刺激を与えることになります。
そのまま置いて使用するよりも、輪切りや粉末状にすることでより効果に期待ができますが、持続性は低いため、定期的な交換が必要。
また、子供やペットにとっても刺激が強い食材に変わりがないため、注意しましょう。
 
・わさび
わさび成分も市販の商品で使用されるため、ワサビを用いてネズミの追い出し、寄せ付けないための忌避剤を作成することができます。ただし、トウガラシ同様に持続的な効果は見込めないため、こまめに交換することが大切。チューブタイプのわさびを使用すると、すぐに乾燥してしまい効果が薄れるのが早くなってしまうため、粉末タイプの使用がオススメ。
また、刺激物であるため、小さなこども、ペットの誤飲に注意しましょう。
 
・ハッカ油
虫よけや消臭剤としても使用されるハッカを用いた忌避剤も多いため、ネズミが苦手と認識している人も多いでしょう。ハッカ油を染み込ませたコットンを設置したり、スプレータイプにして噴霧することも可能です。継続的な効果は低く、油であるため火の近くでの使用はオススメできません。
また、一見トウガラシやワサビよりも人間やペットへの害はなさそうと感じるかもしれませんが、刺激が強いものとなるため、口にしないように注意が必要です。
 

まとめ

 
家庭にあるもので市販の忌避剤の代用品を自作することができるため、ネズミにまだ棲み付かれていないといった状況での防止策として手軽に取り組むことができます。
ただし、継続効果が薄いといったデメリットがあったり、ネズミが臭いに慣れてしまい家から追い出すことができないといった状況にもなりますので、対応しきれなくなったら被害が拡大する前にネズミ駆除の専門業者に相談するようにしましょう。