悪徳業者に騙されないために!害獣駆除業者を選ぶポイント

 
日本には多くの生物が生息しています。その中には、人間の暮らしに悪影響を及ぼす動物もいますが、生態系を保つためにも勝手には駆除ができないことも多いです。今回は、悪徳業者に騙されないために!害獣駆除業者を選ぶポイントについてお伝えします。
 

害獣被害を受けたらどうする?

 
日本に生息する動物の多くが、私達の暮らしには重要な役割を担っていると言えます。
例えば、家畜であれば食卓に並ぶ食料となり、私達の生命エネルギーの糧となっています。
食料としてだけでなく、環境を保全・改善する動物もいれば、植物の種子などを運ぶ動物もいます。この世界で不要な動物などはいないのですが、人間の暮らしに悪影響を及ぼす動物もいます。
 
それが害獣と呼ばれる動物となります。
例えば、シカやイノシシは農家の方が大切に育てた野菜や穀物などを食べてしまいます。
ハクビシンやアライグマなどの雑食性の外来種は、日本の在来種を捕獲して食べたり、畜産農家の鶏や卵なども食べてしまうこともあり、非常に多くの被害を与えています。
 
これらの害獣は、駆除対象となるのですが、生態系を保全するためには全滅させることは許されていませんし、生態系を壊す恐れもあるため、日本では鳥獣保護法によって守られている害獣が沢山いるのです。
 

害獣を駆除するための害獣駆除業者の選び方

 

 
害獣の被害を受けている農家や一般家庭で、自分で対処する方法もありますが、鳥獣保護法によって守られている動物を駆除するには、自治体の許可を得たり、狩猟免許が必要となってくるため、プロの専門業者へ依頼するという方が大半です。
 
しかし、このようなニッチなサービスを悪用する業者も中にはいます。
一般的な値段が把握できない業種には一定数、利用者を騙すようなやり方を行って、高額な費用を支払わせようとする業者が悲しいことにいるのです。
 
そういった業者に騙されず、駆除してもらうには、まずは、最安値ばかりを探さないことです。値段が安いということであれば、オプションサービスや見積りとは違う金額を契約書に記載して、法外な料金を請求しようとしてきます。しかし、一般的な価格設定が分からないサービスにおいて、それが普通と感じてしまう方もおり、支払いに応じてしまう方も少なくはないのです。
 
騙されないためには、いくつかの業者から説明を受けたり、見積りを出してもらうことが重要です。その中で、ネームバリューのある企業の見積りを貰っておくと良いでしょう。
相場の高値が、そこで見極められます。大抵の大手は、周りの中小の駆除業者よりは高い金額で見積りを出している傾向にあるため、作業内容と金額にサービスがどういった物かをキチンと説明してもらうことで、相見積りを取った際に、質問もしやすくなりますし、価格の基準やサービスの基準を見極められるようにもなります。
 
ただし、この作業に時間を掛け過ぎると、害獣の被害は増すばかりですので、最低でも3~4社程度の話を聞いて決める事をおすすめします。そして、見積書から契約書で金額を勝手に変えるや、作業内容を変えるといった事がない様に契約を結ぶことも大切です。
 

まとめ

 
害獣による被害は、年々日本でも深刻な問題として取り上げられる機会が増えています。
シカやイノシシだけでなく、ネズミやハクビシンにアライグマ、コウモリやハチなど多くの害獣がおり、駆除対象なのですが、自分で作業を行うのはかなりなリスクを伴うことにもなりますので、しっかりと作業を行ってくれるプロの駆除業者を選ばなければなりません。
 
不透明な金額や作業内容を把握できないようであれば、悪徳業者に騙される可能性がありますので、疑問に思った事は質問を投げかけて、信用に足る業者へ依頼することが重要となります。コロコロ話していた内容が変わるや作業費用が見積りよりも高くされた場合には、しっかりと質問しましょう。その回答をはぐらかす様な事があれば、消費者センターなどに救いの手を求めると良いです。