撤去必須!イエネズミはどこに潜む?ネズミの巣の場所と特徴

 
ネズミが家に現れればネズミを駆除する方向で動くことでしょう。ですが、巣の場所を特定し清掃・消毒まで終わらせなければ病原菌や悪臭から解放されることはありません。今回は、撤去必須!イエネズミはどこに潜む?ネズミの巣の場所と特徴について紹介していきます。
 

ネズミの巣はどこにある?チェックすべきポイント

 
ネズミは基本的に人目の付かない場所に巣作りする傾向にあるため、普段生活をしている中でたまたま見つけるというのは稀になります。
カリカリと齧るような物音や、パタパタと走る足音がしたり、糞らしきものがあるなど、ネズミかな?と感じた時には以下の場所をチェックしてみましょう。
 
・高所と乾燥した場所を好む「クマネズミ(スーパーラット)」
屋根裏、天井裏、押し入れ、天袋、壁の中
 
・低くて湿った場所を好む「ドブネズミ」
床下、トイレ、ふろ場、キッチンの死角
 
・体が小さく狭い場所を好む「ハツカネズミ」
家具の隙間、物置
 
ネズミごとに得意な場所、好む場所があるため、巣作りされている場所によってもネズミの種類を特定することができます。
近年都心部で問題となっているスーパーラットの大半はクマネズミが進化し、毒エサに耐性のあるネズミ。クマネズミ同様運動神経が良く高所を得意とするためマンションにも現れ、高所に巣作りする傾向にあります。
 

ネズミの巣の特徴

 

 
一見鳥の巣のようにも見えるネズミの巣。
枯れ葉、枯れ草、小枝といった自然界にあるものだけではなく、ダンボールや新聞紙、ティッシュや布類、ビニール袋や断熱材といった家庭内にあるものを巣材として使用するため、これらが巣の中に混ざっている場合にはネズミの巣の可能性が高くなります。
 
ネズミは食料と巣材があり、暖かな場所を棲み処として選びます。そのため、食料を漁られないように保管するだけではなく、巣材となり得るものを放置せず、整理整頓を心掛けることも棲み付かれないための対策として大事なポイントになります。
 

まとめ

 
ネズミを退治することで、家具を齧られたり、食料を漁られる心配は無くなるかもしれませんが、巣には多くのノミやダニが棲み付き、病原菌も付着している状況です。そのため、ネズミを排除した後には巣の清掃・消毒を行わなければなりません。
 
ネズミの巣の場所は、ネズミの種類によって異なりますが、人間が入り込むのが大変な狭い場所や高い場所に作られていることもあります。作業が難航しそうな時には、駆除から巣の清掃や消毒まで一貫して作業を頼める駆除の専門業者に頼ることも考えてみましょう。