日本にもコウモリは、さまざまな場所に生息しており、その種類も様々です。被害を与えるコウモリも多いため、しっかりと対処しなければなりません。今回は、日本に生息するコウモリの種類について!危険性や駆除対象についてお伝えします。
日本に生息するコウモリの種類
日本には35種類のコウモリが生息するとされています。
都心部でも確認されるアブラコウモリ(イエコウモリ)、北海道や本州に生息するニホンウサギコウモリやキクガシラコウモリにオヒキコウモリ、小笠原諸島に生息するオガサワラオオコウモリ、沖縄などに生息するカグラコウモリなど、本当に多くのコウモリが生息しています。
これらのコウモリは、昆虫や飛翔昆虫に植物や果実をエサとするため、多くの人がイメージとする、血を吸って成長する様なコウモリは日本に生息はしていません。
しかし、これらのコウモリが害獣として嫌われるのにも理由があります。
コウモリは、危険な病原菌を持っていることもあり、家屋などに棲み付かれてしまうと、健康的被害などを受ける可能性が高いため、駆除しなければならないのです。
コウモリの危険性や駆除対象
コウモリは、夜行性のため人の生活に被害を出すとすれば、家に棲み付かれた場合には、騒音などの問題が考えられます。もちろん、コウモリが媒介するウイルスやアレルギーなどの問題もあるため、一つ屋根の下での共存は難しいと言えます。
棲み付かれてしまった場合には、早急に駆除しなければなりません。
仮に、放置していれば、コウモリは群れで行動する害獣ですので、被害が大きくなるばかりです。そのため、コウモリの存在に気が付いたら、追い出さなければなりません。
しかし、コウモリは鳥獣保護法によって保護されていますので、勝手に駆除してはいけません。駆除する場合には、自治体や行政へ申請し、対処しなければならないため、一般的には、プロの駆除専門業者へ依頼する方が大半です。
ご自分で駆除を行う方もいますが、申請など資格を取得して行わなければ、法を犯す事になり、1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処される恐れがありますので十分に注意しましょう。
まとめ
コウモリは、世界に960以上の種類が生息しており、日本でも35種類近くのコウモリが生息しているとされています。日本で生息するコウモリは、蚊などの昆虫を食べてくれるため、嫌な存在ではありませんが、家屋などに棲み付かれてしまうと害を成すため、早急な対処が必要な存在となりますので気を付けましょう。