害獣が家屋に棲み付くと、騒音であったり獣臭などによって気が付くというケースもありますが、体に蕁麻疹や痒みが伴い気が付く事もあります。今回は、最近、体がかゆい!アライグマなどの害獣が棲み付く合図についてお伝えします。
害獣が棲み付くとダニやノミが増える!
アライグマ等の害獣が屋根裏に棲み付くなどのニュースを目にしたことのある方は多いと思います。しかし、棲み付いた際にどういったサインを見つけて駆除依頼するのか?と疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。
その多くは、目視で見つけるよりも、屋根裏や床下などから何かが走り回ったり、鳴き声が聞こえることや、動物を飼っていないのに獣臭がする様になったといった変化を感じ取るといったケースが多いのですが、人体に影響を及ぼし気が付くこともあるのです。
これは、害獣が棲み付くことで、ダニやノミが増え、人間の生活スペースにまで影響を及ぼし、ダニやノミに噛まれ痒みを引き起こし、蕁麻疹などのアレルギー症状が急にあらわれる様になったなどの兆候もあります。皮膚の炎症程度の問題であれば、皮膚科で薬を貰えば良いのですが、真に怖いのは害獣の持つ病原菌などをノミやダニが体内に蓄積し、噛まれたことで発症するといったケースです。
害獣が棲み付いた合図は見逃さない事!
アライグマやイタチなどの害獣が棲み付いた場合に、大抵の方がすぐに気が付くことができず、前項で紹介したような合図によって、害獣の存在に気が付く傾向にあります。
それらの状況が引きおこっている場合、かなりの期間害獣に棲み付かれていますので、家屋から追い出すのも非常に困難となります。例えば、忌避剤や燻煙剤で一時的に追い出すことができても、その効果が無くなれば、また舞い戻って棲み付いてしまう可能性があるのです。動物には、帰巣本能が備わっていることが多く、長い期間棲み付いた場所には愛着もありますし、本能的に戻る能力ですので、しっかりと対処していかなければ被害を食い止めることが出来ないのです。
厄介な害獣が棲み付いた場合、いくつかの兆候が表れます。
ですが、屋根裏や床下からの物音は家屋の周辺がうるさかったら聞き逃すことが多いでしょう。そして、獣臭に関しても、屋根裏に断熱材などが敷いてあると、糞尿や体臭なども漏れにくくなるので発見は遅くなります。
では、どこで発見できるのか?というと、家屋回りで糞が頻繁に落ちている、虫や小動物などの死骸やゴミが散乱しているなど、今までになかった現象が見受けられたら、プロの専門業者に依頼して、調べてもらうと良いでしょう。また、居ないにしても家屋が活動エリアに入っている可能性もあるため、害獣が棲み付けない様に、通気口や壁の破損個所などがあれば塞いでもらい、棲み付かせない様に対策するのも重要です。
まとめ
近年、都心部でも害獣の目撃情報が増えていることもあり、被害を受けるご家庭も多いです。そして、皮膚病を持っている訳でもないのに、蕁麻疹などのアレルギー症状が現れ、体がかゆいといった場合には、ダニやノミが繁殖している可能性があります。また、その引き金となっているのが、屋根裏や床下に棲み付いた害獣の可能性も考えられますので、体に不調が出たら早急に病院に行くだけでなく、駆除業者へ調査依頼をしてみましょう。