未然防止と駆除のヒント。ネズミにも苦手なものがある?

 
家屋に棲み付くイエネズミにも苦手とするものがあります。ネズミが嫌がったり、ストレスを感じる環境を作ることで、侵入されない家づくりを行うことができます。今回は、未然防止と駆除のヒント。ネズミにも苦手なものがある?について紹介していきます。
 

ネズミの苦手なものは何?

 

 
ネズミに棲み付かれないため、ネズミを追い出すためにネズミが苦手なものを知ることは役立つ知識となります。苦手なものをヒントに未然防止に取り組みましょう。
 
・ネズミが苦手な場所
ネズミは寒いのを苦手とする生き物。そして、消費エネルギーが激しく、何も食べなければ2日~4日で餓死してしまうため、食料が手に入らない環境は好みません。
逆を言うと、ゴミを放置したり、食べかすが散らばっているなど、ネズミがエサを簡単に漁れる不衛生な環境の住居、飲食店、といった建物は恰好のネズミのターゲットとなってしまいます。
 
・ネズミが苦手な臭い
ネズミは嗅覚が優れており、臭いで食べ物の場所を特定します。
そして、刺激の強い臭いを苦手とするため、ハッカ、トウガラシ、わさびといったものを設置することで忌避効果に期待できます。
また、ネコ、ハクビシンといった天敵となる動物の臭いもかぎ分けることができるため、ネズミを襲う可能性のある動物の臭いを嫌います。
 
・ネズミが苦手な音
臭いと同様に、ネズミを襲う天敵となる鳴き声も本能的に避ける傾向にあります。
そして、駆除グッズで知られている超音波器。
ネズミの苦手とする周波数の音を出し、寄せ付けない、追い出し効果に期待が持てる商品になります。超音波器が発する音は小さな子供やペットにも聞こえてしまう可能性があるため、使用する際には注意しましょう。
 
・ネズミが苦手な光
ネズミは本能的に火を怖がります。強い光を放つ赤い回転灯は、火を連想させるため、ネズミが苦手とするものの一つと言われています。屋外に設置する場合には近隣住民への周知を行いましょう。
 

まとめ

 
ネズミが苦手なものを知り、嫌がる環境を作りだすことで侵入されない家づくりを行うことが出来ます。ただし、ネズミは学習能力と環境適応能力が高い生き物。光、音、臭いに関しては慣れてしまったり、危険性がないと判断されてしまうと、追い出し効果や防止策としての役割を果たさないことも珍しくはありません。
そのため、食料を与えないような清潔な環境を維持したり、侵入口となり得る場所の封鎖を行うことが大切となります。