ハクビシンなどの害獣が家屋に棲み付けば健康被害などの心配事も増えるため、棲み付かれないように忌避対策を講じなければなりません。その際に、家屋周辺に栽培する植物で忌避効果を齎すことも可能となります。今回は、案外多い？ハクビシンなどの害獣や害虫が苦手とする植物についてお伝えします。
 

ハクビシンなどの害獣や害虫が苦手とする植物

 
ハクビシンなどの害獣や害虫が家屋に棲み付くようなことになれば、健康被害を齎すなどの問題が発生するため、忌避対策や早期駆除が必要となってきます。
 
市販の忌避剤を使用して寄せ付けない様にすることも出来ますが、家屋の周辺や侵入経路となり得る場所に、動物や虫が苦手とする植物を植えるだけでも、忌避効果があるとされます。
 
植物の中には、葉やつる、種子に有毒成分が含まれており、人間には害はなくても、動物には効果のあるものであったり、香りの成分に忌避効果が含まれている物もあるのです。
その中でいくつかご紹介します。
 
・ハーブやペパーミント
ハーブやミントの多くは強い香りを放つため、多くの害獣にとって不快と感じさせる効果がり、家屋などから遠ざける効果があります。
 
・ニンニクや唐辛子
ニンニクや唐辛子といった強い刺激臭は多くの害獣が嫌うため、家庭菜園や畑に植えると害獣の侵入を防ぐことができます。
 
・タイムやフェンネル
料理のスパイスでも知られる、タイムやフェンネルといった独特の香りを嫌う害獣もいるため、忌避効果を齎します。
 

忌避効果も一定的である

 

 
ハクビシンなどの害獣や害虫の中には、適応能力の高い動物や虫も多いため、苦手な臭いに慣れてしまうこともあります。そのため、必ずしも忌避効果のある植物を栽培したからといっても、遠ざけられるという確証はありませんので注意しましょう。
 
ただし、忌避作業を行わないよりは良いということを忘れてはいけません。
仮に、このような対策を講じても、家屋に棲み付かれてしまった場合は、早期駆除行動に移らなければなりません。
 
個人で害獣駆除するとなれば、かなり大変な作業となりますので、プロの駆除専門業者へ相談し対処することをおすすめします。
 

まとめ

 
害獣や害虫による被害が拡大する昨今、忌避対策も重要です。
その一つの手段として、害獣や害虫の苦手とする植物を栽培して、忌避効果を与えることもできます。忌避対策を講じなければ、棲み付かれる可能性は高まるばかりですので、最低限の対処は行っておきましょう。