害獣のハクビシンが屋根裏や床下などに棲み付いた事に気が付いた方にとっては、その存在をなんとかして追い出したいと考える事でしょう。自分で作業を行うとなれば、忌避アイテムの選び方も重要です。今回は、棲み付いたハクビシンを追い出すために忌避効果のあるアイテムについてお伝えします。
 

忌避効果のあるアイテム

 
ハクビシンが家屋に棲み付いた際に、自分でなんとかしようとする方も少なくはありません。その際に、忌避効果のあるアイテムを利用すると言う方は多いことでしょう。
 
市販されている忌避剤や燻煙剤といったアイテムはプロも使用するアイテムですので、一般のご家庭でも効果的にハクビシンを追い出せる可能性はあります。また、使用する際には、どのような効果があるか理解しておきましょう。
 
忌避剤とは、ハクビシンの苦手とする臭いを発するアイテムとなります。
一般的には、シートタイプ・粒剤タイプ・スプレータイプ・ゲルタイプがホームセンターやネットショップなどで販売されています。
 
効果・成分自体は変わりませんが、効き目の期間や使用方法が異なります。
シートタイプは、シートにハクビシンの苦手とする臭いが塗布されたシートをハクビシンが齧ったり、触ったりすることで、臭いがまとわりつき逃げ出すという商品になります。
 
粒剤タイプは、棲み処や庭などの広範囲にばら撒き、ハクビシンが齧ると苦味などの成分が口に広がり、危険性が高いと感じ逃げ出すという商品です。
 
スプレータイプは、広範囲に散布することのできるスプレー缶となります。ハクビシンの近づくような場所や、棲み処に散布することで、住みにくいと感じさせ、追い出すためのアイテムになります。
 
ゲルタイプは、苦手な臭いの成分を発するゼリー状のアイテムとなり、設置のしやすさや持続性の高いアイテムとなります。
 
これらのアイテムを複合的に使用するなどして、忌避すると良いでしょう。
 

ハクビシンを追い出せなかった場合には？

 

 
忌避剤は、あくまで棲み付いたハクビシンを追い出すためのアイテムです。ただし、ハクビシンは、苦手な臭いがあっても、何度も嗅いでいれば耐性が付き、苦手と感じなくなるため、必ずしもハクビシンを追い出せるアイテムではありません。
 
ですので、追い出せなかった場合には、プロの駆除業者へ相談し、対処してもらう事をおすすめします。また、プロに依頼するメリットは、駆除・捕獲作業だけでなく、消毒や清掃と言った精神的負荷のかかる作業まで依頼できるので、安全に快適な暮らしを取り戻せます。
 
現在、ハクビシンの駆除でお困りの方は、ハクビシンの救急隊へご相談下さい。プロのスタッフが完全駆除を行わせていただきます。
 

まとめ

 
ハクビシンは近年、東京や神奈川に埼玉などの都心部でも目撃情報も増えている害獣です。
棲み付かれてしまえば、病原菌に感染するなどの健康被害や家屋の老朽化に繋がってしまうので、早期対処が不可欠です。忌避アイテムなどは安価で使用方法も難しくはありませんが、必ずしも万能ではありませんし、追い出すことが出来ない時もあります。
そういった場合には、放置せずにプロの駆除業者へ相談し対処していく事をおすすめします。