ミツバチやアシナガバチにスズメバチなど、普段生活している中で遭遇すると、刺される恐れのある蜂に刺されてしまう事もあります。今回は、毒針を持つ蜂に刺されてしまった!刺されたときの手当てについてお伝えします。
蜂に刺されたときの手当て
気候が暖かくなると蜂が活発に活動をはじめ、巣を大きくしたり産卵するため、刺される人の割合も増えていきます。
もちろん、注意して行動している方が大半だと思いますが、蜂は洗濯物にまぎれていたり、知らずに蜂の巣の近くを歩いてしまって、威嚇行動されていることに気が付かず刺される事もあるのです。
もし、蜂に刺されてしまった場合には、早急な対処が必要となります。
ミツバチやクマバチといった毒性の弱い蜂に刺された場合であっても、痛みを伴います。
そして、毒性の強いオオスズメバチやアシナガバチに刺されてしまった場合には、赤く腫れたり、強烈な痛みがやってきます。そして、アナフィラキシーショックにより、意識低下や呼吸困難といった症状が出る可能性もあるので、気を付けなければならないのです。
まず、刺された場合の対処法としては、蜂の巣から離れることが大切です。
そして、安全を確保しましたら、傷口を水道水でよく洗い流しましょう。
傷口から毒を抜くために、口で毒を吸いだそうとするといった行為は絶対に行わないでください。口から体内に毒液が入ってしまいますので、傷口から毒を抜き出すのであれば、指でつまんで毒液を絞り出すように洗い流すのがポイントです。
そして、抗ヒスタミン系成分を含む軟膏を塗り、氷などで患部を冷やし、病院に行き処置してもらう事が大切です。
蜂の巣の駆除
蜂に刺されるこの危険性を考えると、家屋で巣作りされてしまわない様に忌避作業を行う事であったり、巣を発見したら早急に駆除作業を行うことが大切になります。
まず、蜂の巣を作らせないための忌避作業は、4月頃から女王バチが冬眠から明けて活動をしますので、市販の忌避スプレーや蜂の苦手とする臭いのする木酢液やハッカ油などを散布して、寄り付かせない様にするのも大切です。
しかし、7月を超えてくると、働き蜂も増え、巣も大きく成長してくるため、危険な作業となりますので、プロの駆除業者へ依頼して対処してもらう事をおすすめします。
まとめ
夏場になると蜂に刺されるトラブルに巻き込まれる方は非常に増えていきます。
そのため、蜂に刺された際の応急処置の仕方などは知っておいて損はありません。
また、予防策として忌避対策など行っておくことでも、蜂との距離を取ることができます。
そうして、蜂に刺されないような対策を講じていくことも大切なのです。